WORK 89
同居を機に、ご実家を完全分離型二世帯住宅に建て替えられました。 一番のご希望だった明るいリビングを実現するべく、太陽の方向や庭の位置を考慮して建物をレイアウトし、リビング上部には吹き抜けを設置。 吹き抜けのキャットウォークを子世帯のリビングと繋ぐことで、庭と吹き抜けを介して二つの世帯が程よく繋がるお住まいとなりました。 1階親世帯は高級感のある落ち着いた雰囲気に、2階子世帯はご夫婦のお好きな白をベースにした明るい空間にまとめています。
広々とした親世帯のエントランス。座って靴を脱いだり履いたりできるよう、式台の奥行きを広く取る、手すりを付けるなど、バリアフリーな設計としてる。
SE構法ならではの大空間LDK。愛犬と共に暮らされているお施主様のご要望により、床には汚れにくく滑りにくい、ペット対応のシートフローリングを採用した。
キッチンの袖壁には給湯器、インターホン、床暖、それぞれのリモコンとリビングライコンをまとめて配置した。
庭に面した大開口には、リモコン操作で開閉できるナニック製の電動ブラインドを採用。ブラインドと玄関・和室の建具を高級感のあるナニック製品で纏めることで、空間全体をグレードアップし、統一感を生んでいる。
ルーバーの角度を変えることで、扉を開閉せずとも、通風・採光を調整することができる。こちらはルーバーを閉じたところ。
こちらはルーバーを開いたところ。
リビング上部を吹き抜けとすることで、以前よりも明るい空間となった。
リビング上部の吹き抜けは2階の子世帯リビングと繋がっており、いつでも気軽にコミュニケーションをとることができる。
建て替えにあたり、庭園を残すことは必須事項だった。バリアフリーを念頭に置き、ウッドデッキは昇降しやすいよう階段が広く段差が少ないものを選び、通路も歩きやすいように舗装している。
庭に突き出した親世帯の書斎は、お庭全体を眺めることができる特等席。本棚・机共に空間に合わせて家具を造作。
趣ががらりと異なる2階子世帯のLDK。子世帯の居室はご家族のお好きな白を基調とし、全体的に明るい印象にまとめた。
対面式のキッチンを採用しており、家事をしながらご家族と会話したり、テレビを視聴したりできる。また、TVボード横にある扉から1階のリビングの吹き抜けに通じており、子世帯はいつでも親世帯の様子を確認できるよう計画。
キッチンに隣接して、バルコニーに繋がる勝手口とパントリーを設けた。
リビングと繋がる2階子世帯の書斎スペース。一段上がっていること、素材を変えていること、収納で開口部のサイズを制限していることなどから、個室感のある書斎スペースとなった。
2階の水回りは浴室、脱衣所、洗面所、ランドリールームが一列に並べることで家事効率を向上させた。
子世帯専用バルコニーは庭側の腰壁に透明ガラスを採用し、LDKと庭が一体化する視覚的効果を狙った。
介助者が入った場合でも使用できるように、入り口や手すりに配慮したバリアフリートイレ。 収納の面材や壁クロスにラメ感のあるものを使用し、明るく華やかな印象としている。
長澤 和孝 和田 佐知子
岡部 祐輔
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