ーHEISEI DAIKU MIND × SDGsー
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、「Sustainable Development Goals」の略称であり、日本語に訳すと「持続可能な開発目標」という意味です。2015年の「国連持続可能な開発サミット」にて採択されたアジェンダ(行動計画)で掲げられた、2030年までの国際目標となっています。
SDGsの最大の特徴のうちの一つが、「誰一人取り残さない」という理念です。前身となるMDGs(Millennium Development Goals:ミレニアム開発目標、2001~2015年)は主に発展途上国の社会開発に関する目標でしたが、SDGsは先進国・発展途上国を問わず、全世界に関わる目標であることが大きな特徴の一つです。
SDGsは、17の大きな意欲目標(=「ゴール」)と、それらの中に位置づけられた169の行動目標(=「ターゲット」)とで構成されています。
企業などの各主体は、これらの目標の中から、優先的に取り組む課題を選択・設定し、取り組んでいく形が一般的となっています。
平成建設は、大工の技と精神を受け継ぐ職人集団として、「HEISEI DAIKU MIND」を中心に据えた独自の「建築工程の内製化」に取り組んでいます。
そこで、「HEISEI DAIKU MIND」と密接に関わる内容として、以下の目標への取組みに特に力を入れています。
平成建設では、「HEISEI DAIKU MIND」を体現する「大工の技と精神を受け継ぐ職人集団」であり続けるためにも、職人の育成に力を入れています。
職人を志して入社した若手社員に対し、先輩社員がしっかりと教育・指導を行うことで、各分野において次代を担う職人を育成し続けていくことができます。
平成建設の「建築工程の内製化」の取組みは、建築工事に関わる各部門が密接に関わりをもつことにより、社内技術の向上や、多様な建築物の実現に大きく寄与していると言えます。
また、「HEISEI DAIKU MIND」のコンセプトのもと、各社員とお客様とが一丸となって建築物をつくりあげることは、当社の社員にとって最大の働きがいであると考えられます。
当社のコンセプト文の一節にも「注文でなく、協働。」という言葉が出てきますが、「HEISEI DAIKU MIND」の実現にあたり、「協働」(=パートナーシップ)は決して欠かすことができません。
大工をはじめとする当社の各部門の職人間での協力はもちろんのこと、そこにお客様というもう一人の職人も加わって「協働」することが、「HEISEI DAIKU MIND」において最も重要な要素となります。
「HEISEI DAIKU MIND」に密接に関わる内容以外にも、当社の活動を通じて、以下の目標に取り組んでいます。
上記の各「ゴール」は当社の企業活動を通じて継続的に取り組んでいる内容ですが、その他にも当社の様々な活動が、SDGsの推進に関わっていると考えられます。
ここでは、そうした事例の一部をご紹介させていただきます。
SDGsの推進に向けて、社員の間からも「企業として、こんなことに取り組んでいくべきではないか」という意見が挙がることがあります。
これらはまだ完全な実現には至っていない事柄ですが、今後実現を目指すべき課題としてご紹介させていただきます。