平成建設ではマンション建築や店舗建築のノウハウを活かし、
コンクリートは施工精度によって出来栄えが変わるため、 美しい壁面を仕上げるためには高い施工精度が要求されます。
RC造は圧縮に強いコンクリートと引っ張りに強い鉄筋を組み合わせた構造。素材そのものが衝撃に強い上、外からの力を「面」で分散して受け止める構造のため、高い耐震性を誇ります。 また、コンクリートは素材自体が不燃材であり、住まい全体が耐火構造であると言えます。 RC造の法定耐用年数は47年。木造の二倍以上の長さがあり、法律上も耐久性の高さが認められています。
躯体に継ぎ目のないRC造は気密性が高く、外気温の影響を受けにくいため、年間を通じて空調費用を低く抑えることができます。 また重い素材であるコンクリートは遮音性にも優れており、街中にあっても静かな暮らしを手に入れることができます。
型枠に合わせて成形できるRC造の住まいは、半円や円柱型、大きな張り出しなど、自由度の高いデザインを採用できます。 構造体をそのまま外壁として見せる「打ち放し仕上げ」は高い施工精度が求められますが、独自のモダンな質感が人気です。
鋼材は木や鉄筋に比べて非常に強度が高い素材です。そのためRC造に比べて構造部分を軽く抑え、住まい全体を軽くすることができます。 地盤の状況によりRC造の建築ができない場所でも、S造の住まいであれば建築可能なことがあります。
鋼材は耐久度が高いためスパン(柱と柱の間)を大きくとることができ、大きな開口や柱のない広々とした空間が必要な店舗や事務所に良く使われます。
S造は内装と外装が分離した「スケルトン&インフィル構造」。建物の構造体と内部の間仕切りがそれぞれ独立しているため、建築後、ライフスタイルの変化に合わせて大規模な間取り変更が可能です。 高い耐久性を活かし、住人に合わせてリフォームを繰り返すことで、長期間住まいとして機能する「資産」となります。
RC造は構造体としての強靭さだけでなく、その独特の質感を活かした「打ち放し仕上げ」の風合いも魅力的です。 打ち放しは構造体がそのまま外壁となるため、美しく仕上げるためには高い技術と息のあったチームワークが必要となります。