ーHEISEI DAIKU MIND × SDGsー
湘南える新聞社が企画運営するSDGsの体感型イベント「SDGsマルシェ in 湘南」(@藤沢駅北口サンパール広場)に出店。木の端材を活用した箸づくりのワークショップや、端材の詰め放題、端材で作った小物の販売などを行いました。
建設工事の傍らで生じた端材を廃棄せずに有効に活用すること自体にも大きな意義がありますが、当社の大工が鉋の使い方を直接教えるワークショップは参加者からも大好評。
大工を育てる会社ならではの取り組みとして、今後も様々な場でワークショップを開催していきたいと思います。
静岡支店では2020年8月より、静岡市が静岡県警察と連携して行っている「しずおか防犯パトロール」への協力を開始。屋外での活動時や移動時に腕章やステッカーを身に着けながら地域の見守りを行う「ながら見守り」を行う活動で、静岡市内では当社社員を含め、2023年2月時点で合計1,200人以上もの人が参加しています。
当社では社有車にステッカーを貼った状態で街なかを移動したり、腕章を身に着けた状態で地域清掃や屋外作業等を行ったりしながら、地域の見守りを実施。活動参加から2年半ほど経ち、支店内にもだいぶ定着してきた取り組みです。
今後とも地域の安全を守り続けるために、引き続き実施してまいります。
参考:「しずおか防犯パトロール」(静岡市公式サイト)
平成建設は現場での「ものづくり」が中心の建設会社といえども、各社屋における内勤業務も決して欠かすことはできず、クリアファイルや封筒等の事務用品を使用する場面も数多く存在します。
そうしたファイル等を無駄に多く使用して廃棄物を増やしてしまわないように、ある支店では使用済みのファイルなどを回収するBOXを設置して社内で使い回すようにしていたり、別の支店では再利用が不可能なクリアファイルを集めて再資源化を行う企業に提供したりと、各所で工夫を凝らした取り組みを進めています。
建設工事に直接的に関わる取り組みだけでなく、間接部門に属する社員も積極的な取り組みを行いながら、会社全体としてSDGsの推進に励んでいきたいと思います。
建物の新築工事においては、まず「基礎」をつくるために地面を掘るところから始まりますが、地面を掘った結果生じる「建設発生土」をどのように処理するかもまた、建設会社にとっては避けられない課題の一つです。
現在、当社の現場で生じた建設発生土のうち土質が良好で再利用が可能なものは、当社が分譲する宅地の造成工事や、空き地を嵩上げ・整地して活用したいというお客様へのご提供などの形で活用し始めています。
近年では不適切な盛土による土砂災害事例なども取り沙汰される社会状況ですが、当社では今後も建設発生土を適切に取り扱っていくことで、災害に対しても強靭なまちづくりに貢献していきたいと考えています。
コンクリートを流し込むための型枠は、主に「桟木」と呼ばれる角材と「コンパネ」と呼ばれる合板とで作られています。また、コンパネは一度使用した後にすぐに廃棄されるわけではなく、型枠として何度か繰り返し転用されるため、その材料には丈夫で耐久性に優れる広葉樹の木材が用いられることが通例です。
ただ、それらの広葉樹は主に東南アジアの熱帯林に生育する木が中心であり、近年、そうした南洋材を使用した合板などを大量消費することが、熱帯地域の環境破壊に繋がっているという批判も生じてきています。
そこで当社では、国産の針葉樹を原材料とした型枠用合板を部分的に使用することを開始。広葉樹合板とは耐久性などに差異もあるため文字通り“適材適所”での使用ではありますが、熱帯地域の森林保全への寄与のみならず、国産の豊富な針葉樹資源を有効活用することで日本国内の森林保全にも繋がっています。
商店街のシンボルとなっていた交流施設の運営を引き継ぎ、1階には公共性を維持しながら、当社ならではの“ものづくり”を通じたコミュニティスペースを企画・運営。社員である大工が常駐し、木工ワークショップやDIY作業をいつでも行える空間を設けました。
また、建設工事によって生じた木の端材を“端材ビュッフェ”と称して来場者の木工用の材料に提供し、資源の有効活用や廃棄物の削減にも寄与しています。
建物の2階にはギャラリースペースもあり、近隣の高校やアート団体などの作品展にも活用。
地域に根ざしたコミュニティスペースとして、今後も持続的なまちづくりに貢献していけるように運営してまいります
当社ではこれまでも木材の端材を活用したワークショップ等は数多く実施してきましたが、その一方で各種のメーカーから取り寄せた建材のサンプル品については、お客様への提案等での使用後、不要となったものの多くは廃棄物として処理していた状況でした。
そうした状況に対して「不要になった建材サンプルを工作材料などに役立てられないか」という社内の声のもと、幾つかの建材メーカーにも協力を打診。使用済みの建材サンプルを工作ワークショップ等の材料として活用していく取り組みが、本格的に動き始めました。
2022年には、企業や商店から生じる端材や廃材を活用したアートプロジェクトを展開する団体「Lab Qrio」とも協働。当社にて生じた木の端材や使用済みのビニールクロス(壁紙)サンプルを同団体に提供し、子供たちのアート材料として活用いただいています。
「Lab Qrio」Instagramアカウント
Lab Qrio「こどもアートプロジェクト展」紹介動画(YouTube)