ーHEISEI DAIKU MIND × SDGsー
2009年の「長期優良住宅」認定制度の開始以来、平成建設では戸建住宅の新築において、標準仕様で長期優良住宅の認定を取得できる性能を確保しています。耐久性・耐震性・省エネルギー性などに優れる住宅を建築することで、良好な住環境により住む人の健康にプラスになると共に、持続可能なまちづくりへの貢献や、エネルギー資源の消費節減にもつながります。
また、太陽光などの再生可能エネルギーを導入し、一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指す「ZEH(ゼッチ、Net Zero Energy House)」に対しても、2016年の制度開始時から「ZEHビルダー」として登録。ZEHの普及推進にも取り組み、エネルギー消費の削減により一層力を入れています。
2016年の発足以来、本社間近にあるワークショップスペース「netsugi café」での定期的なワークショップのほか、地域の小学校や沼津市と連携した木工体験ワークショップなどを数多く実施。最近では「THIS IS NUMAZU」や「辻堂ローカルマーケット」等、各地で開催されるイベントへの出張ワークショップも行うなど、産学官民連携のパートナーシップの実践に取り組んでいます。
また、建設現場で出た端材の再利用や、静岡県産の間伐材の利用にも取り組んでおり、資源の有効活用をしながら「ものづくりの楽しみ」をお客様とともに分かち合う場にもなっています。
1階部分に服飾店を併設したマンションの建設工事にて、デニム生地を貼り付けた型枠を使用することで、コンクリートの表面にデニムの皺と質感を表現。
このような新たな施工技法のアイデアを生み出し、職人の手によって実現することができるのも、当社の「建築工程の内製化」ならではです。
老朽化が進んでいた旧社屋に代わる新たな社屋を、2019年4月から2020年3月にかけて建築。
新社屋は省エネルギー性に配慮し、一次エネルギー消費量の収支を50%以下とする「ZEB Ready」の認証を取得しています。ただやみくもに新しい建物を建てるだけではなく、長きにわたって快適かつ省エネな建物をつくることが、持続可能なまちづくりに繋がることにもなります。
また、新たな社屋では各部門間の交流を図る内装レイアウトを取り入れるなど、社員の働き方にも配慮した設計がなされています。