「認可外保育+こども食堂」として1階を地域に開く住宅
敷地の半分を屋外として扱うことで、奥行きのある外部空間を地域との接点として位置付けました。 建物を印象付ける木の大屋根が内外を緩やかに繋ぎ、住居と共存しながらも、こども達が安全にのびのびと過ごせる場所となっています。
敷地の半分を屋外として扱うことで、奥行きのある外部空間を地域との接点として位置付けました。 建物を印象付ける木の大屋根が内外を緩やかに繋ぎ、住居と共存しながらも、こども達が安全にのびのびと過ごせる場所となっています。
南側境界線上には崩壊寸前の共有塀があり、建て替えが必要でした。 本来建物とは別に考える土木要素を一体的に計画することで土地活用面積の最大化を図りつつ、認知されやすい特徴のある外観と、おおらかな空間構成を生み出しています。
園庭への出入りなど頻繁な窓の開閉が想定されたため、階段をパンチングメタルで製作することで重力換気を促すパッシブデザインとしました。 最上部には天窓を設け、採光を地階まで届けてくれる光のヴォイドの役割も兼ねています。