WORK 61
先代様の経営されていた小児科医院を解体し、装いも新たに小児外科・小児科を開業されました。 患者さんが小さなお子様ということもあり、院内には木材を多く使用し、温かみを感じることのできる空間に仕上げました。
大きく屋根をつけることによってエントランスを目立たせ、自然な動線を計画。
スロープを設け、来院しやすいように計画。
屋根を低く抑えることで建物全体の圧迫感をなくし、親しみやすい印象としている。
入口を二つ設けて感染系の患者さんと非感染系の患者さんの動線を分け、来院による二次感染を防止している。
クリニックの顔となるエントランス。内部には温かみを感じられるように木材を使用し、緩やかなカーブで優しい印象としている。
木貼りの壁は大工が一つひとつ木の色や木目に気を配りながら造作した。 病院独特の無機質な雰囲気を払拭し、できるだけリラックスして来院してもらいたいという願いが込められている。
待合には特徴的な形状の折り上げ天井を採用。空間に伸びやかな広がりを与え、厚みの異なる木材を使用することで、立体感を演出。
家具を入れた様子。
クリニックでは使用を避けられがちな木材だが、目に入りやすい受付カウンターには積極的に導入。
病院に感じる冷たさをできるだけ排除し、自宅にいるような温かみを感じられるようデザインした。
レントゲン室は可愛らしい色や模様で壁を彩り、圧迫感を解消。お子様も緊張せず検査できる仕様。
先代様が開業されていた際の門柱は、クリニックの象徴として入り口付近に移設した。
角谷 良一
井出 喬
平成建設の家づくりをご紹介した、施工事例集を無料でプレゼント中!
新築住宅、リノベーション、マンション建築など、様々な資料をまとめてご請求いただけます。