WORK 6
待合室、診察室ともに家具・配色を北欧調でまとめたデンタルクリニックです。動線や内装など、計画全般をコンパクトにまとめました。
爽やかな青がアクセントとなる外観。歯医者であるということが一目で分かるように、施設名よりも目立つ大きな歯のサインを南北の外壁に配している。
手前に植えられている植物は「トクサ」。別名「ハミガキグサ」とも呼ばれ、歯科医院にぴったりの植物。
全体的な色彩計画や家具等は北欧風でまとめられた待合室。
待合の突き当り部分には間口を設け、視線が外部に抜けるよう計画。限られた空間でも開放感が感じられるデザインとなった。
磨かれた歯をイメージし、受付カウンターにはわずかに凹凸のある釉薬塗りの白タイルを採用。
手前から奥に向かって青が濃くなるようにデザイン。
診察室も突き当りに開口を設けて視線を逃し、閉塞感を感じないように計画している。
診察中の患者さんの目に直接光が入らないよう、照明と歯科ユニットは芯をずらして配置している。
バリアフリーにしっかり対応したトイレは広々とした空間に設定。手洗いは高さの異なる2種を設置。
１階部分を全て歯科医院としたこと、通りに面した計画地であったことから、コートハウス形式を採用。プライバシーを確保しつつ、開放的な居住空間に。
平成建設
原田 宗広
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