WORK 59
築30年の賃貸マンション。屋内は非常に良く手入れされていましたが、ファミリー層向けの2DKは時代にそぐわず、男性単身者向けにリフォームすることになりました。 キッチンはLDKに、和室は洋室に変更し、壁紙や床材など男性向けの落ち着いた色合いで統一。 30年の月日を活かしたヴィンテージ感を残すことで、賃貸物件とは思えないオリジナリティのある空間となりました。
アクセントウォールが迎える玄関。この壁紙は他の空間でも使用し、統一感を生んでいる。
以前の間取りでは玄関とキッチンが繋がっていていたため、玄関を開けるとキッチンが丸見えになっていた。リフォームにあたり、玄関とLDKの間に新しく扉を設け、プライベート空間とパブリック空間の境界線を明確にした。
リノベーションされたLDKと洋室。2DKから1LDKへと間取り変更した。
玄関からLDKを見る。
リビングの壁面には印象的な壁紙を貼り、アクセントウォールとした。ピクチャーレールやライティングレールを設け、入居者が気軽に模様替えできるようにしている。
レトロ感を演出するため、既存タイルを残したキッチン。扉の位置を変え、玄関と分離した。
ヴィンテージ感のある強めの色彩を採用することで、キズや汚れが気にならなくなり、修繕費が軽減される。
LDKに隣接する元和室。需要の変化を受け、和室から洋室にリノベーションした。
寝室となる洋室は、折り上げ天井とダウンライトでモダンな雰囲気を演出。
周辺調査により男性の一人暮らしの需要を見込んでおり、男性好みのモダンでシャープな色彩で統一した。
床材はヴィンテージ感たっぷりのオークのフローリングを使用。
特徴的な襖。
玄関と同じアクセントクロスを貼った水回り。個性的な柄だが統一感が出る。
洗面台は新しい空間に合わせて交換。
トイレにも同じクロスを貼った。
池上 和宏
平成建設
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