WORK 51
横浜市営地下鉄「センター南」駅より徒歩2分、南面から見ると7階建て、北面から見ると9階建ての店舗併用賃貸マンションです。 南面バスロータリーに面する2階・3階にはテナントを、北面道路に面する1階には駐車場を、4階以上を賃貸住戸として 高低差のある敷地特性を活かしています。 賃貸住戸は3LDK・2LDK・1LDKのファミリー向けプラン、1Kの単身者向けプランを計画し、好立地に対する様々なニーズに応えられる形態としています。
バスロータリーに直接接続している、メインエントランスのある建物南面。
南面夜景。
こちらは建物北面。南面と6m強の高低差があるため、南面からは7階建て、北面からは9階建てに見える。
北面夜景。
南面は階ごとにガラスとルーバーの配置を変えることで、ランダムに配置されたような視覚的効果を意図した。ルーバーは外観に特徴を与えるだけでなく、各室のエアコン室外機や洗濯物をさりげなく隠せる機能も持ち合わせている。
北面は縦長の外観をさらに縦に分割してデザインすることで、より高く見えるように計画。
高低差のある敷地特性を活かし、都市部のマンションでは実現が難しいパーキングスペースを確保。専用のカードキーを使用するエレベーターを設けている。
南面エントランス。軒天にはレッドシダーを貼り、ロータリー側にいる人の視界に入りやすい高さに調整。
恵まれた立地を活かし、2階・3階はテナントとなっている。木質感に包まれたアプローチに、黒い壁や手摺といったメタリックな要素を組み合わせ、店舗らしからぬ店舗の演出を試みた。
1枚のブラック・ステンレスをL型に加工し、文字部分を切り抜いた館銘板。裏側に照明を仕込むことで、館名を強調するだけでなく、夜間は入口へと人を招き入れるウェルカム・ライトにもなる。
防犯面を考慮したホール。宅配ボックスと室内ポストは直接対面しなくとも利用可能。
両側に出入口のあるエレベーターを採用することで、南北二方向のアプローチに対応した効率のよいプラン配置。
ファミリー向けの2LDKプラン。LDKと隣接する洋室を繋げると22.5帖の大空間が生まれる。
採光を十分に確保し、室内は明るい。
使い勝手の良いワイドなシンクがファミリー層に人気のシステムキッチン。
室内奥深くまで自然光が行き渡るような透明感のあるバルコニーをイメージし、ガラス製手すりを採用した。
花川 耕介 四宮 良輔
木工事:島田 喜久也 RC:上岡 圭太郎、根地嶋 雅人
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