WORK 5
土地探しがご縁となり、施工を担当させていただきました。 クリニックは通常、医療器具の配線や診療室のレイアウト、車椅子やベッドでの移動を考えた動線などにより、大開口が可能な鉄骨造・RC造で建築されることが多いのですが、今回は木造でありながら大開口を設けることができるSE構法を採用。 木造は鉄骨造・RC造よりも減価償却期間が短いため、節税効果が見込める開業計画となりました。
素材の貼り分けがアクセントとなる外観。明るく開放感があり、来院しやすいイメージ。
建物の前面駐車場の他、ゲートを潜った奥には第二駐車場を設けた。
夜になると暗さを感知して照明が灯る。植栽や窓、壁面素材の質感が淡く照らし出され、通りがかった方の中には「クリニックだと思わなかった」という方も。
病院入り口は段差を無くしたフラットなバリアフリー設計。
風除室に設けた丸窓がアクセントとなり、柔らかな印象を受ける。
重厚感がありながらも、木のぬくもりが感じられる受付は室内全体のホワイトな空間とのコントラスト差で視認性も抜群。カウンターの角を丸くすることで柔らかな印象となった。
受付からは待合室全体が見渡せる。
二方向に設けた窓から明るい光が降り注ぐ待合室。
車イスでの来院を想定し、待合室には余裕を持たせている。
ドクターの診療室。クリニック内の動線は、使い勝手を良く知るドクターが自ら考案された。
外科的な処置や採血などを行う処置室。
診察室に隣接した検査室。CTスキャンを設置。
同じく、検査室に設置されたレントゲン。診療科目によって必要な医療機器が異なるため、動線や間取りは都度検討することが必要になる。
平成建設
久保田 雅典
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