WORK 5

ふじわらクリニック

土地探しがご縁となり、施工を担当させていただきました。 クリニックは通常、医療器具の配線や診療室のレイアウト、車椅子やベッドでの移動を考えた動線などにより、大開口が可能な鉄骨造・RC造で建築されることが多いのですが、今回は木造でありながら大開口を設けることができるSE構法を採用。 木造は鉄骨造・RC造よりも減価償却期間が短いため、節税効果が見込める開業計画となりました。

建築データ

  • 構造

    SE構法
  • 所在地

    静岡県沼津市
  • 築年数

    新築
  • 階数

    2階建て
  • 延床面積

  • 世帯数

  • 性能

ふじわらクリニック:外観01

外観 Facade

素材の貼り分けがアクセントとなる外観。明るく開放感があり、来院しやすいイメージ。

ふじわらクリニック:駐車場

外観 Facade

建物の前面駐車場の他、ゲートを潜った奥には第二駐車場を設けた。

ふじわらクリニック:外観02

外観 Facade

夜になると暗さを感知して照明が灯る。植栽や窓、壁面素材の質感が淡く照らし出され、通りがかった方の中には「クリニックだと思わなかった」という方も。

ふじわらクリニック:エントランス01

エントランス Entrance

病院入り口は段差を無くしたフラットなバリアフリー設計。

ふじわらクリニック:エントランス02

エントランス Entrance

風除室に設けた丸窓がアクセントとなり、柔らかな印象を受ける。

ふじわらクリニック:受付01

受付 Reception

重厚感がありながらも、木のぬくもりが感じられる受付は室内全体のホワイトな空間とのコントラスト差で視認性も抜群。カウンターの角を丸くすることで柔らかな印象となった。

ふじわらクリニック:受付02

受付 Reception

受付からは待合室全体が見渡せる。

ふじわらクリニック:待合室01

待合 Waiting

二方向に設けた窓から明るい光が降り注ぐ待合室。

ふじわらクリニック:待合室03

待合 Waiting

車イスでの来院を想定し、待合室には余裕を持たせている。

ふじわらクリニック:診療室01

診療室 Clinic

ドクターの診療室。クリニック内の動線は、使い勝手を良く知るドクターが自ら考案された。

ふじわらクリニック:処置室01

処置室 Treatment room

外科的な処置や採血などを行う処置室。

ふじわらクリニック:検査室01

検査室 Laboratory

診察室に隣接した検査室。CTスキャンを設置。

ふじわらクリニック:検査室02

検査室 Laboratory

同じく、検査室に設置されたレントゲン。診療科目によって必要な医療機器が異なるため、動線や間取りは都度検討することが必要になる。

  • 設計

    平成建設

  • 大工

    久保田 雅典