WORK 32
駅に近く人通りの多い交差点に位置するため、エントランスに特に力を入れた集合住宅です。 エントランスの木質感のある壁面は焼杉型枠のコンクリート打ち放し仕上げ。内製化ならではの仕上がりとなりました。 海が近く塩害地区のため、館銘板にはステンレスのプレートなどは使わず、ベースはコンクリートビシャン仕上げとしました。 スロープの手摺も含めコンクリートとマットブラックに素材感を絞り、エントランス全体のデザインを調和させています。
茶系のミックスタイルと白の単色タイルを採用したシンプルで落ち着きのある外観。
バルコニー手摺には乳白色のガラスパネルを採用。
スロープの手摺も含め、コンクリートとマットブラックに素材感を絞り、エントランスの仕上げに調和させている。
エントランスの壁面は焼杉の木目を付けたコンクリート打放しとし、スタイリッシュさと共に温かさも感じるデザインに。
内部が狭く感じないよう、天井の高さを幅の狭さに応じて高くする形状を採用したエントランス。幅と高さの異なる3つのボリュームを少しずつ重ね合わせながら配置することで、変化に富んだ連続性のある空間となった。
躯体を床面から切り離し、ボリュームが浮いているような演出をしている。
躯体底に間接照明を設けることで、より浮遊感を感じさせる。
エントランス内部夜景。連続するブラケット照明により、奥行きを感じるデザイン。
タイルの厚み差で生まれる影のコントラストが絶妙。
茶系のタイルに白いエレベーターが映える、広々とゆとりのある外廊下。
一部住戸はフローリング、幅木、建具などの色を全てダークブラウン色で統一し、高級感を持たせている。
廊下に面して収納を設けた。靴を収納したり掃除用具を収納したりと、多様な使い方が想定される。
小林 伸弘 内藤 航
木工事:石田 剛一 RC:大平 将司
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