WORK 31
３面に接道した敷地に建つRC造４階建ての集合住宅です。 主要都市へのアクセス、ニュータウンという立地条件を鑑み、1LDK、2LDK、3LDKから構成されるファミリー向けのプランをご提案しました。 首都圏という立地から駐車場に加えて各階に専用の駐輪スペースを設け、エレベーターで移動できるように計画しています。 50%制限の建蔽率は49.63％、150%制限の容積率は149.92％まで活用。 壁面後退制限、高度斜線制限といった厳しい条件もクリアし、文字通り敷地を最大活用したマンションです。
東面の雁行するデザインは意匠であると同時に、法制限をクリアするためのアイディアでもある。
バルコニーは持出しのガラス手摺とアルミ製のルーバー手摺を組み合わせ、より縦長に見えるデザインとしている。
ガラス手摺には鏡面の熱線反射ガラスを採用。
建物はL型配置とし、北西側を駐車場としている。
建物側面に駐車場を設け、格子を目隠しとして配置。
駅からのアクセスを考慮し、エントランスは建物に対して斜め方向に配置。
ステンレス板で構成したシンプルな館銘板。背面にLEDを仕込み、夜間のアクセントとしている。
ゆとりのある広さのオートロックのエントランス。
細長いエントランスの抜け感を強調する、奥へ延びるデザイン
目隠しのルーバーは、奥行きを変えることで光の漏れ方に変化をつけている。
アプローチの突き当りに設けた坪庭。玉砂利や、ナンテンやタマリュウといった和庭園で使われる植栽を、洋風のテイストを取り入れて配置した。
1LDKプランのエントンランスには、使い勝手の良い大収納を設けた。
1LDKプラン。LDKと居室が隣接するプランは人気が高い。
ファミリープランは玄関先の廊下に大収納を設けている。マンションはどうしても収納空間が不足しがちになるが、自由設計ならば細やかなニーズを満たすことができる。
ファミリープランのキッチンは大きなサイズを選択。
富田 晃由 四宮 良輔
木工事：清水 拓弥 RC：勝又 貞美、渋谷 宗則
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