WORK 64
ご夫婦二人暮らしとなった住まいをラグジュアリーにデザインリノベーション。憧れの巨匠の名作をインテリアの中心に据えつつ、庭先で展開する四季の営みを暮らしに取り入れるデザインとしています。 大工の手による造作家具や特殊な木材加工といった、平成建設らしさも随所に散りばめられています。 間接照明やエアコンの配置だけでなく、ものが乱雑に散らばらないよう収納空間をどう設けるか、光を取り込むためにスリットをどう配置するかなど、建具のデザインや家具を含めて空間をトータルコーディネイトしながら、1つ1つの要素が一番良い場所に収まるよう検討を重ねました。
視線が通るガラス扉と鏡面のシューズクロークで明るく広々とした開放的なエントランスにリノベーション。
床はシックなブラックウォールナットをヘリンボーン貼りし、空間にメリハリを持たせた。
かつては和室とLDKに分かれた空間を一つにつなげ、大空間とした。
ブラックウォールナットの床は心地よい凸凹感を生み出すハンドスクレイプ加工を施した。
ウッドデッキに面した明るいダイニングスペース。
憧れのハンス・J・ウェグナーのYチェアとPP701を、大工が製作したブラックウォールナットのダイニングテーブルに合わせる。
大きな開口から四季折々の自然を楽しめる。
ダイニング夜景。効果を計算し尽くした間接照明が柔らかい光を投げかける。
リビング夜景。もともとあった下がり壁を無くしたことで更なる空間の広がりが生まれた。
キッチンカウンターにはタイルを貼ってアクセントとした。間接照明によって凹凸が美しく浮かび上がる。
リビングのインテリアはアルファベットソファを中心にギャッベをコーディネート。
設計士がデザイン・大工が造作した飾り棚にはスポットライトを設置。リビングの明かりを落とせば見栄えの良い展示棚に。
かつて和室だった名残の書院は、その形状を活かして書斎コーナーとした。
ホワイトオーク材を床に上張りし、既存建具にダイノックシートを貼り、壁の一面をアクセントウォールに変更。
個性的なアクセントクロスと調和するよう、床材、カーテンも併せてトータルコーディネイト。かつて子供部屋だった空間が遊び心あるゲストルームに生まれ変わった。
枯葉をイメージしたタイルは外構全般に使用されており、統一感を生む。
ウッドデッキはメンテナンスが容易な木粉樹脂製に変更した。バードハウスを設置し、鳥たちの営みをリビングから楽しめる。
角谷 由美
高橋 亘
平成建設の家づくりをご紹介した、施工事例集を無料でプレゼント中!
新築住宅、リノベーション、マンション建築など、様々な資料をまとめてご請求いただけます。