WORK 37
雄大な富士山を眺めること、薪ストーブを満喫すること、洋式のバスタブを導入すること。「こういう暮らしをしてみたい」という夢を形にした住まいです。 SE構法が可能にした二階リビングの大開口、その雄大な眺めは圧巻の一言。更に眺望を邪魔しないようバルコニーの手すりはガラス製としています。 土地探しから設計施工まで、一括して平成建設にお任せいただきました。
設計士が計画地で最初に確認したのは、富士山の方向。住まいの計画は全て、この絶景をどう楽しむかという点から始まっている。
エントランスはただの玄関ではなく、一つの部屋として設計。こだわりの薪ストーブの前で奥様がパンを焼いたり、旦那様が料理しながら晩酌をしたりと、様々な用途に使える特別な空間となっている。
黒く細い鉄骨手すりが空間を引き締める。本がお好きなお施主様のため、壁の一面に天井まで届く大きな造り付けの本棚を設けた。
吹き抜けでリビングとエントランスが繋がり、薪ストーブの暖気がスムーズに2階リビングへいきわたる。
エントランスから続く玄関ホール。ホール壁面は杉板をカットしたものを規則的に張り、一風変わった装飾としている。天井高や壁面によって視界に制限がかかる廊下を抜けると、二階まで開放された吹き抜けによって一気に視界が開ける。
絶景を楽しむ2階LDKは、リビングとバルコニーがフラットに繋がる。特に眺めの素晴らしい西面の窓は、富士山を余すことなく視界に収められるよう、フルオープンが可能なドルフィンサッシを採用した。
大きな開口部は富士山の眺めを部屋に取り込める角度に合わせて計画。2階リビングからは樹木に邪魔されずに富士山を眺める事ができる。
小上がりを利用し、引き出し型の床下収納を配置した和室。吹き抜け方向に窓を設けた。
東側にはマンションがあるため、外部からの視線を切るために敢えて大きな開口を設けず、吊り押入れと地窓を設置。来客時には客間としても使用できる。
小上がりの畳スペースの対面にはテレビボードを設置。横になりながら視聴できる。
跳ねだしのバルコニーの床とリビングの床を揃えて一体感を感じられるように。
絶景を邪魔せず、更に安全性を考えて、手摺にはガラス素材を採用。建物全体の雰囲気を壊さぬよう、バルコニー床には耐水性能の高いイペの無垢板を使用している。
独立したキッチンには、ステンレスのシンプルなキッチンを採用。
バルコニーにつながり、ランドリースペースとして室内干しもできる広々とした洗面脱衣室。
洋風のバスタブを採用した浴室。温泉を引いているため浴槽の劣化が通常よりも早いのだが、バスタブであれば容易に交換できる。
浴室の窓の方向も富士山を基準に決定した。
長澤 和孝
木工事:植松 勇人 RC:小野田 雅文
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