WORK 16
ベージュと濃ブラウンのタイル、縦横に走る黒のルーバーによって構成されたモダンでシックな賃貸マンション。西面の外観は外階段と外廊下の手摺りに配されたルーバーによって変形型の市松文様がデザインされ、落ち着いた佇まいにリズムを生み出しています。
壁、ルーバー、エントランスそれぞれを面的に構成することにより、立地環境に適した都会的なデザインに。
門型フレームと横ルーバーの手摺りにより、道路に面した南面もすっきりとした印象になった。
ライトアップされた外観。
夜間は明るい光が漏れ、格子模様がよりはっきりと認識される。
外階段と外廊下のルーバーで市松模様を描く。敷地内に駐車スペースも確保。
シンボルツリーとして春に花を咲かせるハナミズキを植えた。
エントランスのルーバーはアルミ樋を利用し、奥にある駐輪場への目隠しを兼ねる。一番手前の一本は実際に鉄骨庇からの雨水を流している。
館銘板はアクリル板をLEDバックライトで照らし、発光時にうっすらと花柄が見えるようにした。
エントランスの自動ドアは、フルハイトのガラスドアにしてすっきりとした印象に。
外廊下にもルーバーを用いることで、奥まで光と風が届く。
防音対策のため、すべての窓が複層ガラスとなった室内。
幸福 実和
木工事：平成建設 RC：川原 正敬
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