鎌倉のレトロな家 | 施工事例 | 平成建設

WORK 10

鎌倉のレトロな家

古都鎌倉の風景になじむ、落ち着いた佇まい。焼杉と蔵戸を採用し、建物の随所に用いたアンティーク建具により、新築でありながら昭和初期のレトロな懐かしさが漂うお住まいです。 薪ストーブの設置されたLDKは大開口でウッドデッキへと繋がり、更に上階は吹抜けとなっているため、非常に開放的で居心地の良い空間となりました。和室や浴室にはお施主様こだわりの材をふんだんに使っています。

建築データ

  • 構造

    木造
  • 所在地

    神奈川県鎌倉市
  • 築年数

    新築
  • 階数

    2階建て
  • 延床面積

    108.01㎡(32.67坪)
  • 世帯数

    単世帯
  • 性能

    長期優良住宅
焼杉が古都に馴染む和モダン住宅

外観 Facade

古都の街並みにふさわしい、焼杉を黒く塗装した外壁。新築の住まいだが、しっくりと古都の佇まいになじむ。

玄関の引き戸に蔵戸を採用。

アンティーク Antique

玄関引き戸にはアンティークの蔵戸を使用。重厚感があり、外観のアクセントにもなっている。

洗い出しの土間空間のある玄関

玄関・土間 Entrance and doma

洗い出しの土間空間のある玄関。一二三石がアクセントとなっている。黒く塗装した建材が白壁を縦横に走り、レトロな空気を演出。

玄関スペースは広く設計し、空間の切り替えに変化を持たせた

玄関・土間 Entrance and doma

土間から上がったスペースをあえて広く持つことで空間の切り替えに変化を持たせた。玄関や浴室の境界を斜めにして変化も持たせている。

アンティークのステンドグラス

アンティーク Antique

リビングの扉上部に設けた、明り取りを兼ねたステンドグラス。

大開口の窓からウッドデッキにつながるリビングにはこだわりの薪ストーブを設置

リビング Living

大開口のリビングにはお施主様こだわりの薪ストーブを設置。

部屋全体を温めてくれるこだわりの薪ストーブ

リビング Living

薪ストーブの火の揺らめきは、ゆっくり読書をしたり、のんびり寛いだりするのにぴったりだそう。

リビングと庭へ続くウッドデッキは高さを揃えて一体感を持たせている

ウッドデッキ Wood deck

大開口の窓からウッドデッキへ直接行き来が可能。ウッドデッキとリビングの高さを揃えることで、一つの空間のような使い方ができる。

リビングと同幅のウッドデッキ

ウッドデッキ Wood deck

ウッドデッキの材も黒く塗装して外観との調和を図った。

大きな吹き抜けと大開口の窓が特長のリビング

リビング Living

吹き抜けに設けた窓から光が降り注ぎ、明るく開放的なリビング。床は全体の雰囲気を壊さないよう、相生杉をシックな色合いに塗装し、経年素材のように見せている。

吹き抜け

天井 Ceiling

リビング上部の吹き抜け。トップライトと明り取りの窓が設けられている。

吹き抜けに面した書斎スペース

廊下・ホール Hall

吹き抜けに面して、2階ホールにはスタディスペースを設けた。窓を開けばリビングと繋がり、家族の気配を感じることができる。

素材からこだわった和室。藁入りの塗り壁、竹竿縁の天井、そして掘りごたつ。天井の材は代萩。

和室 Japanese style room

和室は一つひとつ素材からこだわった空間。藁入りの塗り壁、竹竿縁の天井、そして堀座卓。天井の材は代萩。

アンティーク照明

照明 Lighting

アンティーク照明でモダンな和室に。

十和田石とヒノキの浴室。総ヒノキ造りのこだわりのお風呂。

洗面・浴室 Sanitary

お施主様こだわりの、十和田石とヒノキの浴室。浴槽・天井・壁、総ヒノキ造り。

十和田石は、水に濡れると鮮やかなグリーンに変わる

洗面・浴室 Sanitary

床に使用した十和田石は、水に濡れると鮮やかなグリーンに変わり、しっとりとして滑りにくく、古くから温泉などに用いられてきた。

大収納のクローゼットを完備

収納 Storage space

2階の洋室には大容量のクローゼットを設置。

2階洋室の大開口窓はテラスとの行き来がスムーズ

洋室 Room

洋室からはテラスに出ることができる。

2階テラスは鎌倉の美しい景色を一望できる

ベランダ・バルコニー Veranda and balcony

2階のテラスでは古都の景色を楽しみながらゆったりとした時間を過ごすことができる。

和の雰囲気あふれる丸窓

インテリア Interior

和の雰囲気あふれる丸窓が室内のアクセントとなる。

  • 設計

    山田 徹

  • 大工

    箭内 洋介