内と外がつながる
土間ダイニング
緑のあるお庭から山の稜線へと視界が抜けるダイニング。緩やかに傾斜した地形や、既存の樹木に配慮して建物の配置計画をしました。
設計士の自邸拝見後編
2棟に渡って設計士の自邸を紹介する「設計士の自邸拝見」。
後編となる今回のお住まいは、広いお庭の脇に小川が流れる、自然を身近に感じるロケーションに建つお住まい。
自然の眺めや心地良さだけでなく、光や風といった自然のエネルギーも住まいに取り入れる、パッシブデザインの考えを採用しています。
建築のプロによる家づくりをどうぞご覧ください。
緑のあるお庭から山の稜線へと視界が抜けるダイニング。緩やかに傾斜した地形や、既存の樹木に配慮して建物の配置計画をしました。
奥様憧れの螺旋階段を、住まいの真ん中に設けました。家の中心にある螺旋階段と南側の吹抜けが室内を縦に繋げ、この2カ所によって家の中の空気が自然に循環されます。
20年以上建築設計に携わり、自邸を建てることをひとつの節目として様々な考えを整理したいと思っていたところ、築50年以上の平屋が建つ土地を家族がネットで見つけて教えてくれました。現地を訪れてそうそう出会えない土地だと直感し、即決。家づくりがスタートしました。 まずは約1年間、古家に入居して暮らし、日当たりなどを実際に住まいながら確認することで問題点を洗い出しました。古家を生かして改修するか新築するかで迷いましたが、増改築では改善できる範囲に限界を感じ、新築工事を選択しました。
施主・設計士 花川 耕介フロアが1段下がったピットリビングは、北側の高窓から安定した柔らかい光を採り込み、落ち着いた寛ぎのリビング空間となっています。
見た目にも美しいフィンランド産のソープストーンで覆われたNORNの薪ストーブは、石が熱を蓄熱してゆっくりと時間をかけて放出するので、室内を長時間暖かく保ちます。
天然素材の稲わらを用いた伝統的な本畳を使用した和室。窓の高さを揃えることで、障子を開けると鎌倉の自然が視界いっぱいに広がります。
設計士の自邸拝見後編
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