他のスペースよりも床高を一段下げたピットリビングを採用した今回のお住まい。
視線が下がることによって、ピットリビングはくつろげる、落ち着きのある空間となりました。
約28帖のLDKにメリハリを与えるという意味でも、ピットリビングは効果的です。広い空間をフラットに繋げるのではなく、段差を設けることで、仕切ることなくそれぞれの空間に変化を与えることができます。自然と人が集まりたくなるような、気持ちの良い空間に仕上げました。
約28帖のLDKにメリハリを与えるという意味でも、ピットリビングは効果的です。広い空間をフラットに繋げるのではなく、段差を設けることで、仕切ることなくそれぞれの空間に変化を与えることができます。自然と人が集まりたくなるような、気持ちの良い空間に仕上げました。
壁で囲まれた場所全ての床を下げるのではなく、窓に面した部分は敢えてそのままにし、段差をベンチや収納として最大限生かしたのが、このお住まいの特徴。窓際の段差は、庭に接するウッドデッキとフラットになるよう繋がりを意識し、縁側で日向ぼっこするような暖かい空間をイメージしました。親戚や友人が集まった時でも、すっきり片付いた空間でくつろぐことができます。
向かいにある2階建てアパートからの視線を少しでも遮るために、軒を下げました。一方で、お施主様から「吹き抜けが欲しい」というご要望があり、相反する条件下でのベストな解決策が「ピットリビングを設ける」でした。ピットリビングとは、他のスペースよりも床高が下がったリビングのことを示します。軒を下げると共に床高も下げ、かつ天井を勾配天井とすることで、プライバシーを守りつつも開放的な天井高のある空間を実現しています。
白いスチール手すりが可愛らしいスリット階段下にはデッドスペースを有効活用したスタディコーナーを設置。キッチンから見える場所に位置し、家事をしながらもお子様とコミュニケーションがとれます。
ダイニングとコミュニケーションがとりやすい回遊できるアイランドキッチンを採用。洗面脱衣室や、奥様の家事スペース、キッチンをまとめて配置することによってコンパクトな家事動線としています。
玄関に入ると、4つの家型の飾り棚が迎えます。季節の飾りを置いたり、お好みで飾りつけをしたりして楽しむことができます。
ガルバリウムはクールな印象になりがちですが、一部を米松にすることで全体を優しい印象に仕上げました。白のガルバリウムを外観に採用するケースは少ないので、ぜひ会場にて質感をご体感ください。
玄関の庇を1.8Mと大きく出しました。外観のアクセントとなるだけでなく、雨の日でも濡れることなく車から荷物を下ろすことができ、利便性も高まりました。