地元である沼津市にUターンを決意したご夫婦が営むパン屋を併設した住宅。
推定築約70年の住宅の面影を残しつつ補強や補修をしました。和室には炉を切り、以前、押し入れだった部分に水屋を新設し、趣味を楽しむ空間をつくりました。
見学会当日は会場に設計士がおりますので、お気軽にご相談ください。
室内の雰囲気に合わせ、外壁には焼杉を使用しました。玄関庇や建具をそのまま残し、大工製作の雨戸の戸袋を新たに設置。
玄関側の和室を土間にし、店舗に。既存の柱や長押をあえて残し、レトロで和モダンな雰囲気を作りました。大工製作の陳列棚は、お施主様の身長や使い勝手を考慮したデザイン。自然塗料である柿渋塗で仕上げました。
従来の雰囲気を損ねないよう、広々とした10帖の和室をリフォーム。趣味の茶道を愉しむために畳を新しくし、品格のある茶室となりました。
かつて押し入れだった場所に水屋を設置。天井には茶室によく使われる網代と煤竹をあしらいました。