平成元年に静岡県で誕生した平成建設は、ほんの少し他とは違う未来を描いた建設会社でした。職人を中心とした建設会社をつくろう。伝統や技を一新するのではなく、新しい技術と融合させよう。顔の見える職人が建築してくれれば、お客様は安心して現場を任せられるはず。
当初は反対もされ、批判もされました。そんなのできるわけない、仕事がないときはどうするんだ?
僅か数名からスタートした会社。少しずつ賛同者、協力者を集め、今では500名を超える仲間ができるまでに成長しました。その半分は現場で働く職人たち。これだけの職人をそろえる建設会社は唯一、平成建設だけになりました。私たちが考える建築の姿がお客様に受け入れてもらえているから、ここまでこれたのです。
「異端」とよばれる私たちの挑戦は続きます。お客様のために、ともに働く仲間のために、そして日本の未来の建築のために。
ロゴマークは大工が使う「ちぎり」をモチーフにしています。ちぎりは板を接合したり、割れを防いだりするために使われます。つまり、「つながり」をつくり、「離れない」ようにするのです。他にも「ちぎり」という言葉には「約束」「誓い」「運命」という意味があり、漢字で「契り」と書けば、「契約」「契機」「契印」という単語もあります。