みやざきファミリー歯科様 | ドクターへのインタビュー | 静岡県・神奈川県・東京都のクリニック・医院開業支援 ドクターズアシスト | 平成建設

interview with doctorvol.09みやざきファミリー歯科様

みやざきファミリー歯科:宮前翔太郎ドクター

みやざきファミリー歯科院長
宮前翔太郎ドクター

日本歯科大学卒業。東京都・神奈川県にて10年ほど実績を積み、2023年11月、静岡県駿東郡長泉町にてみやざきファミリー歯科を開院。日本口腔インプラント学会、日本小児歯科学会、日本先端技術研究所所属。

地域の皆様と共に成長するクリニック

横浜市で歯科クリニックの院長として勤務しながら、奥様の出身地である静岡での開業を計画されたドクター。
「県外出身の自分が受け入れられるためにはどうするべきか」を検討し、多くの方の目に触れる土地を希望されました。
幸いにも開業後には多くの患者様に恵まれ、かかりつけ医として、地域の皆様に寄り添うクリニック経営が始まりました。

家族の大切さを胸に
皆が笑顔で過ごせる医療施設を


いずれは開業したいという想いは、歯科医師として働き始めた時から、常に私の夢でした。
東京・横浜で10年間実績を積んだこと、子供が生まれて家族の大切さを改めて実感したことで、「いつまでも家族が笑顔で過ごせるような医療を提供したい」と考えるようになり、具体的な開業計画をスタートさせました。
周囲と比べると少し遅めの開業だったかもしれませんが、自分自身のタイミングが一番重要だと思っていたので、焦って他の方の開業に引っ張られないように気を付けていました。

みやざきファミリー歯科

勤務しながらの開業活動と
奥様のサポート

実際に開業するまでの期間は約2年ほど。私は勤務医でしたし、静岡は妻の地元なので、土地情報の収集は彼女が中心となって進めてくれました。
三島、清水町、長泉町あたりの不動産屋さんを片っ端から回って、その中のひとつが平成建設さんだったんです。 その時担当してくれた営業さんがとてもいい人で、「この人にお任せしよう」と思い……平成建設さんにこの土地を紹介してもらってからは早かったですね。 開業するビジョンがはっきりと見えるようになりました。
ただ、当時は横浜に勤務していたので、開業準備のために神奈川と静岡を行き来するのがとにかく大変だったことを覚えています。

みやざきファミリー歯科外観

吟味された計画地

クリニック経営を長期的に安定させるためには、その地域の人口が増加しているかが重要だと思います。 そこで、「静岡県で子どもの数が増えている地域」を調べ、長泉町で開業すると決めました。
この場所に決めた大きな理由は、立地の良さ。私は県外出身なので、まずは地元の方に「ここに歯科医院が開業します」ということを知っていただく必要がありました。 ご紹介いただいた土地は視認性が良く、また、駅に向かう道路が伸びていて、車で移動する方へもアピールできるだろうと思いました。 土地の形状は設計が難しい非整形地でしたが、平成建設の設計士さんがユニットを最大限置けるように工夫してくれて、クリニックの外にスロープを設置することもできました。 職人の方も、開院前だけでなく開業後の細々とした要望にも応えてくれて、とても感謝しています。

車椅子でも診療を受けられる歯科

他クリニックとの差別化を目指す

屋内で気に入っているポイントは、天井が高いところ。車椅子やベビーカーでも通えるよう、バリアフリー化した動線。それと、何といっても可愛らしいキッズルームです。 キッズルームには、妻が様々なアイディアを出してくれました。 子どもたちが楽しく遊べるように、壁紙は青空、床は芝生をイメージした可愛らしい空間に。窓は丸いデザインにして、柔らかいイメージに。 壁はマグネットになっているため、いろいろなおもちゃをつけたり、外したりすることができます。小さなお子様たちは夢中になって遊んでいますね。
また、当院では、お母さんが安心して治療に専念できるよう、キッズルームに保育士が常駐しています。 クリニックを運営するにあたり、治療の質を高めることは一番重要です。しかし同時に、他のクリニックと差別化されたサービスの提供や、患者さんが過ごしやすい空間づくりも同じぐらい重要だと思います。

受け入れてくださった地域の皆様への感謝

地元出身ではない自分が開業して、本当に患者様は来てくれるのだろうか? 開業前はずっと、そんな心配をしていました。
しかし、開業してから「ここに建物を作っている時から、ずっと見ていました」「開業したら行こうって決めていました」と言ってくださる患者さんが沢山いらっしゃって、胸に抱えていた不安を取り除いていただきました。
視認性が良く、建築中にも目立っていたのが良かったんでしょうね。

クリニック名の「みやざきファミリー歯科」というのは、小さなお子様からお年寄りまで、ご家族揃って通える歯科にしたいという意味が込められています。
同時に、患者様のことを自分の家族のように想い、患者様のお悩みや不安に寄り添いながら、より良い医療を提案・提供していきたいという意味も込めています。
この地域のかかりつけ医として、今後も患者様やスタッフたちと一緒に成長し、笑顔の絶えない、思いやりのある歯科医院にしていきたいと思います。

宮前院長

開業を考えるドクターへ
メッセージ

最近は物価も上がり、勤務医にとって開業しづらい時代になりました。中々開業の一歩を踏み出せない方も多いと思います。
ですが、自分の夢を常に追い続け、その夢に向かって努力し続けること、医師とスタッフが協力して地域に貢献することこそが、今の時代では大切なことではないかと思います。 自分も開業前には不安しかありませんでしたが、開業後は沢山の素晴らしい患者様と巡り合い、優秀なスタッフとの出会いもありました。
ぜひご自身の夢を諦めず、追いかけてください。

POINTワンポイント

開業のポイント

1集患できる
土地を選ぶ

開業を成功させるためには、土地選びが非常に重要です。 近隣のクリニックの有無や昼夜の人の流れを調査し、また、車からの見え方なども考慮して土地を選びましょう。 早めに開業告知を出し、開業前に知名度を上げることも効果的です。

2他医院との
差別化を目指す

治療の質を高めるだけでなく、患者様が通いたくなる環境を整えることも重要なポイントです。 他のクリニックにはないサービスを提供することで、差別化を図りましょう。

3内覧会を通じて
ご挨拶する

内覧会は、オープンな雰囲気で気軽に参加できるため、多くの方が来場されます。 将来の患者様に、クリニック内を見学していただけるチャンスとなるため、基本的には開催されることをお薦めします。