階段手摺
こんにちは、大工工事部四課の石川です。
今年の梅雨は、比較的晴れの日が多いですが、はっきりとしない天気が続きますね。
鎌倉の海辺では今年も海の家が急ピッチで建てられています。
梅雨明けが待ち遠しいですね。
さて、現在の私はというと、内部が無事完成して一時的に他の現場を転々としていましたが、5月のはじめ頃からまた鎌倉へ戻ってきて、外構工事を進めています。
外構工事の様子をお伝えする前に、前回のブログの続きを紹介したいと思います。
前回、土間周りの造作に悪戦苦闘していたところでしたが、付框も腰板も綺麗に納めることができました。
そして、内部造作工事のラスボス、階段手摺へと移っていきます。
まずは、下半分の手摺です。
マスキングテープを貼り、そこに墨を出していきます。
気が付くと、階段周りがマスキングテープだらけになっていました。
糸を張って、手すりの高さを出していき、笠木がぶつかるところを掘っていきます。
階段手摺は斜めなので、穴の中も斜めに掘り、笠木をドン!
笠木入ることを確認したら、続いて手摺子をササラに取り付けます。
一本一本ひかって、掘っていきます。
掘り終わったら、手摺子をはめ込んで、
笠木の下端で一刀両断!!
そこに、笠木を乗せて完成です。
と、簡単に書きましたが、笠木の「いってこい」は斜めだったのでかなり苦労しました。
続いて上半分。
こちらは、梁にホゾ穴を掘り、手摺子にホゾをつけて差していきます。
もちろん、梁の上端をひかり、ぴったりと付くように刻みます。
下半分同様、手摺子を斜めにカットして、笠木を付けたら完成!
長かった階段施工も遂に終わりを迎えることができました。
そして、束柱上端のツルツル仕上げにも初挑戦!
いい感じに仕上がりました。
その頃、沼津の加工場では…
何かが始まっていました。
どんなものができるのか、楽しみですね。
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