はい、ということで原田です
まさかもう一度舞い戻ってくるとは思っていませんでした
鎌倉生活は2度目の冬を越え、春を迎えようとしていますが
現場の作業が一段落し、残工事をヒロヤスさんと唯希に託し
一足先に沼津組は鎌倉を後にしました
そして沼津ではスピンオフ~家具製作編~がスタートしています
山盛りの材料
濡れ縁の材料です
風呂場と同じ青森ヒバです
製材して鎌倉に送り出しました、濡れ縁編はヒロヤスさんか唯希が書くことでしょう
平松さんは美大の血が騒いだようで巨大な丸太をチェーンソーでチュインチュインに夢中
これもその後が気になります
そして加工場に拠点を移した原田が最初に見たものは
プーさん
ではなくT様邸の造作材の加工を一手に引き受けてくれた植松さんです
ちなみに家具作りもかなりの凄腕です
その横には、、、プーさん???
こちらもT様邸でお世話になった造作隊長の海に愛された男、唐澤さんです
本社では黄色い耳がマストアイテムになろうとしています、、、
そんな中で原田に任された仕事は
初めてのベッド作り!!!
任されたというより奪い取った感じになってしまいましたが
そして材料はこれだ!!!!
神代欅(ジンダイケヤキ)と言います
正直触るのが初めての材木です
神代木とは大昔の火山活動や土砂崩れなどによって地中に埋まってしまい
時が経ち、河川工事や道路工事をした際に偶然的に発見される希少価値の高い木です
主に千年以上埋まっていた木に名付けられるそうです
塗装していないのに一般的な欅より黒く、独特な雰囲気を擁しています
製材してバランスを確認
材料の取り合いはホゾとボルトで固定することにしました
ひっくり返して足をつけます
足は両方にホゾ穴を掘り
雇ホゾを仕込みました
枠をひっくり返しボルトで装着
さらにひっくり返して根太を組みます
杉板で捨て貼りをすれば
ほぼ完成です
現場に搬入後、京畳が入れられます
最後に虫に食われている箇所や割れてしまっているところを埋め木します
御施主様は千切りが好きなようなので植松さんの千切りコレクションをひっくり返させてもらいました
少し遊び心も入れて材料の角にも
うちの若い子たちはどうやったかわかるでしょうか?
ヒントを置いておきましょう
完成後は一度バラシ、現場でもう一度組みます
ちなみに埋め木は新材の欅を使用しています、こんなに違う色になるんですね~
外観もだいぶ変わり、美山杉の雨戸も塗装前ですが入っていました
~~~~~~平松さんのコーナー~~~~
この狭い狭いとても狭い隙間に絶対無理なのにどうしても入ろうとする平松さん
平松さんは最後まで平松さんでした
会社に帰るとこのコーナーを見ているよとよく声をかけてもらいます
むしろこっちをメインで見ているよと
これもひとえに彼の人望の厚さなんだなと感じました
会社での出現率がまれで幻のポケモンと化している平松さんは
しばしば若い子たちから怖い人と思われがちですが
本来はとても愛せる人です
このチームが解散し、私の元から羽ばたいていく平松さんを
今後はみんなで見守ってあげましょう
ご静聴ありがとうございました
原田の回はグランドフィナーレを迎えました
最終回まで残り、、、、3話
おしまい
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