大工の日々―平成建設職人集団

どうも渡邊です。

 

祝い事は続くものでまたウェルカムボード依頼されました。

 

 

今度は「和」のテイストで。

 

 

木でできるかなーと取り掛かった水引もうまくできました。

 

ついでに名前の置物がほしいと言われたので

 

 

一枚の板から切り出したので並べると木目が揃います。

作者の自己満です。

 

さて鎌倉。

とある静寂な夜。

 

 

真剣なオーラ漂うその先には。

 

腰板となる欅の裏側に大工の名を残しました。

それぞれ自筆で。

何年かぶりに筆を持った手はぷるっぷるぷるぷるぐらい震えました。

習字ちゃんとやっておけばよかったと後悔です。

 

この工事に関わった大工は推定50人以上はいますが

その人たちの分は書き切れませんが、現場にいた大工の名を書かせてもらいました。

 

 

隣の「鯉」と「龍」はついでにとお施主様が書いたものです。

 

裏向きにするのがもったいないですがちゃんと納めました。

平松さんが。

 

これを見つけるのは何年後になるのだろう。。。

 

 

主に水回りをまとめてきた自分はほぼ終了となりました。

 

 

左が小便器、右が手洗い、さらに右へ行くと大便器です。

この手洗いも漆仕上がりとなっております。

 

この丸くくり抜かれた側の板は

溶接関係のお仕事をしているお施主様がぱぱっと工場で脚を作ってきたので

椅子となりました。無駄がないです。

 

そして

 

たくさんの胴縁を打ちつけられた壁はボードを貼り、

 

ステンレスが貼られました。ものすごくシビアに下地を組んだので

歪みなく仕上がりました。

 

ここにはキッチンが据えられます。

 

さあ次

 

このぐねぐねにねじれまくった梁を腰壁の見切りに使いたいと要望があったので

 

 

ずぶっと納めます。

 

 

 

だいぶ難易度高めな仕事がうまくできほっとしています。

 

まだまだ紹介したい箇所がありますが

長くなるので今回はこのへんで。