新社屋で社内ワークショップを開催!社員一丸となって楽しむものづくり
普段デスクワークをしている社員が、現場で働く職人と共に現場仕事を体験できるという、何とも平成建設らしい社内ワークショップが、新社屋の工事現場で開催されました!開催されたワークショップは、コンクリートを流し込み建物の構造を造る「打設工事」と、打合せ室の壁をペイントする「内壁塗装工事」。どちらも複数回行われ、多くの社員が参加しました。
『打設工事ワークショップ』
― 良い建物は良いコンクリートから ―
新社屋は3階建てのため、1F、2F、3Fと階を立ち上げる度にワークショップを開催。現場のプロである多能工が型枠に生コンを流し込んでいく脇で、協力社員たちは バイブレーター を持って現場をサポートしました。バイブレーターとは、生コンが型枠の隅々にまで行き渡るように振動を加える重要な機械です。
初夏に行われたワークショップは非常に蒸し暑く、普段あまり外で活動しない社員は若干へとへとに・・・。己の運動不足を反省しながらも、きらりと良い汗が光りました。参加した社員からは、「自分が設計した建物はこうして造られていくんだと実感できた」、「現場で働く社員がこんなに頼もしくて、かっこいいとは・・・」などの声が。
『内壁塗装工事ワークショップ』
― ポーターズペイントで部屋を彩る ―
自然になじみやすいアースカラーと手作業ゆえの刷毛(はけ)の塗り跡が楽しいポーターズペイント。この塗料を使い、打合せ室の壁に色を付けていくワークショップも行われました。協力社員は他に塗料が飛散しないようにする養生からお手伝い。塗装は1回目・2回目と分けて、塗り残しやムラのないよう進められました。
ワークショップの講師は大工の藤田さん。刷毛に塗料を付けたら円を描くようにぐるっと壁に塗料をのせ、放射状に広げていきます。塗り跡が美しく見えるよう、刷毛の当て方や塗る方向に気を付けつつ、塗り跡をランダムにするため、いろんな場所を塗っていきます。
集中して黙々と塗る人、おしゃべりしながら楽しそうに塗っていく人など、作業にも個性が。お互いに声を掛け合いながら、見事なチームワークで打合せ室の壁が彩られていきます。
「明日は腕が筋肉痛・・・」とつぶやく社員もいましたが、「とても簡単だった。DIYで自宅にも取り入れてみようかな」と検討を始める社員もちらほら。参加した社員の皆さんは「早く打合せ室を使いたい!」と新社屋の完成がより待ち遠しくなった様子でした。
内製化を実現しているからこそ実現できたこのワークショップ。教える社員も教えられる社員も、普段の仕事では気づけていなかった“楽しさ”や“興味”を共有できたのではないでしょうか。社員一人ひとりが改めてものづくりに向き合う、貴重な機会となりました。