彦坂禮三 和紙ちぎり絵の世界
2018年7月13日(金)~8月31日(金)
和紙ちぎり絵で描きだす、日本のふる里
彦坂禮三(ひこさか れいぞう)は、和紙ちぎり絵作家として活躍中です。制約が多く、手間のかかる制作を続け、「自然と人間の関わり合いで保たれてきた里山が代表する日本人の心のふる里、残してほしい日本の風景、和紙の素晴らしさを、一人でも多くの方にご覧いただきたい」と語ります。懐かしい風景や人物などをモチーフに、優しい記憶を描き出す表現力には驚かされます。テレビCM制作ディレクターや、絵コンテ制作、イラストレーターとして活躍しつつ、童画や墨絵などで培ったデッサン力、薄く強靭で独特の風合いを持つ和紙の種類や厚みの的確な選定力、染めて細かくちぎった和紙を下絵に合わせて丹念に貼り込む根気と丁寧な制作力。それらを合わせ、ふる里の独特の空気感や、季節を美しく再現します。精緻でありながら心打たれる彦坂禮三のちぎり絵の世界を、お楽しみください。
イベント概要
- 開催日2018.7.13(金)~2018.8.31(金)
- 会場平成建設世田谷支店併設 平成記念美術館 ギャラリー
- 観覧料無料
- 問い合わせ先03-3426-1103(平成記念美術館ギャラリー)