湯切りの謎・・・ | 多能工の日々―平成建設職人集団ー

湯切りの謎・・・



お正月もだいぶ過ぎてしまいましたが、、、明けましておめでとうございます🎍
本年も工務部一同どうぞよろしくお願い致します。




改めまして、こんにちは!
いつもお読みいただきありがとうございます。
工務部の山口です。



早速ですが、前回に引き続き今回は ↓の謎に迫っていきたいと思います。





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とっても寒い寒い12月某日のことです。
今日は例の現場の打設&スタンプコンクリート実施日とのことで
お約束通り私も見学兼写真撮影をさせてもらいに行ってきました。

素人目線から素人の方にも理解していただけるよう、一連の作業工程を
お伝えすることができたらいいな・・・と思っておりますので
しばらくの間お付き合い願います・・・。


では、現場へ向かってみましょう!

事務所を出て少し歩いていくと~・・・

やってますやってます!




もっと近づいてみることに。


土工事班+小林の姿を発見です!


生コンを流しているのは、1年目の廣澤です。
横顔からでも感じられるほどの逞しい顔つきですね。

工務部には毎年男性新入社員が全員一年間だけ入ってくるのですが、
(2年目からは希望部署への配属となります。)
半年以上経過するとみんな顔つきも身体つきもぐんと変わってきます。
毎日たくさん怒られたり笑ったりしながらへとへとになるまで
身体を動かしているからですね✨
どんどん頼もしくなってくるので驚きますが、その変化を間近で見ることが
できるのも工務部の特権なんです!





生コンを流して~・・・




生コンをサッと運び、軽快にバイブで空気を抜いているのは5年目の寺澤です。

棒の様なものがついている機械をただただ地面に挿入しているだけに見えますが、
実はこの作業、強いコンクリートを仕上げるためには
とーーっても大事な作業なのです。

バイブレーターというこの機械、強力な振動を出すことができます。
その強力な振動を棒の様なものから生コン内に伝えていき、
生コン内部の気泡を除去していきます。
内部の気泡が除去されることによってコンクリートの密度が高まり、
より均等に分布させより強いコンクリートを仕上げることができるのです。


気泡を抜き終えた所からすかさず慣れた手つきでサラ~っと
コンクリートを平らに均しているのは今年18年目となるベテラン山下です!
みるみるうちにス~っと平らにしていくので一見簡単そうに見えましたが、
均一にコンクリートを均していくのはすごく難しいのです・・・。


こうして一つ一つの作業の意味と難しさを知っていくと、
職人って本当に凄いなぁ・・・と日々痛感させられます。

工務って荒っぽいとか声も体も大きくてちょっと怖そう・・・と思われがちですが、
こういう細かい箇所に手をぬかず丁寧にやり遂げる仕事を見てしまうと、
誰よりも繊細な一面を持ち合わせているのだろうなぁと
きっとみなさんも思わずにはいられないはずです✨





さて、ここまでが打設の大まかな流れとなりますが、
例のアレはまだ登場しませんでしたね。

?と思っていると、なにやら向こうの方で話し声が聞こえます!

目を向けてみると・・・

おっ!!!
例のアレです!!!

何か入れていますね!



さっそく触れていきたいところですが、長くなってしまったので
今回はこの辺りで失礼させていただくことにします。
ではまた次回まで・・・👋






                    ~~つづく~~