新年度の恒例行事 | 多能工の日々―平成建設職人集団ー
教育・研修

新年度の恒例行事

平成建設には「工務部研修」なる面白い制度があり、新入社員は採用職種を問わず、入社してからの1年間は工務部に配属されます。

大工や現場監督を目指し入社した建築学科卒の新入社員だけでなく、建築について一切の勉強をしたことがない内勤職採用の新入社員も対象というのが面白いところです。

まずは現場で汗を流して体力をつけ、自社の建築がいかなるものかを肌で感じ、仕事に誇りを持ってもらうことが本研修の目的です。

工務部は全新入社員を一挙に受け入れることになるので、部員全体に対する新入社員の比率が大きく、年度の変わり目を感じやすいです。

便宜上「研修」と呼んでいるものの、研修とは名ばかりで、現場に出るからにはプロであり、中途半端な仕事をさせるわけにはいきません。

そのため、会社全体の座学研修が終了してから、工務部では独自にOFF-JT教育(実務から切り離したプログラムによる教育)を実施しています。その様子がこちら↓

安全と工程の座学
型枠の組立
足場の組立
電動工具(丸鋸)の使用方法
荷縛り
測定機器の使用方法

このように、数日をかけて安全や現場仕事を学んでいきます。皆さん頭がいいので、すぐに吸収してくれます。

今回に限らず、新入社員のOFF-JT教育は通年で行われていますので、その様子は改めて紹介させていただきます。お楽しみに。

新入社員が現場に出るのはもう少し先のことですが、本日も安全作業で頑張っていきましょう。