こんにちは、工務部の能津です。今日は最近の仕事の紹介です。
1月まで木造基礎班で仕事をしていましたが、最近は型枠班でマンションの型枠工事をしています。
平成建設では1年目の新人は所属する班を約3か月ごとに異動し、色んな種類の仕事を経験していきます。
前回の木造基礎班では新築木造住宅の基礎工事にたずさわり、一軒家規模での土工事や鉄筋組立、型枠などをやらせてもらいましたが、今回の仕事は主にマンション規模での型枠作業になります。
(型枠とは、コンクリートを成形する際の枠組みのことで、これを組み立てて液状のコンクリートを流し込み固めることで構造を作っていく仕事です。)
基礎部分のみだった木造基礎と違い、マンションは壁や床といった躯体部分もコンクリートであり規模も大きいため、木造基礎と比較して多岐にわたる作業があります。
コンクリートをただ流し込んでも枠が圧力に負けてしまうため、セパレーターやゲージ、パイプサポートといった道具を使って精度や強度を確保します。規模は大きくても細部の精度が重要なまさに職人技です。
およそ1年前、現場を知らない入社した直後の僕は、マンションがどのように作られているのかピンときていませんでした。
鉄筋を組んだり型枠を立て込んだりといった作業はもちろん、流し込むコンクリートってどれくらい液体なのかな?サラサラなのかドロドロなのか、各階同士の接続はどうなっているのかなど疑問ばかりでした。
いざ現場に入ってみるとそうした疑問は解消されていきますが、どんどんマンションの躯体が出来上がっていくのは変わらず見ていて面白いなと思います。
さらに見ていて面白いのが、各階が色んな職人の仕事によって出来上がっていく様子です。躯体が出来上がった階から順に電気工事や左官工事、大工による内装工事が進められるため、一階から上に登っていくごとに時間が遡っていく感じになります。
せっかくなので、1Fから僕が作業してる5Fまで登った際の景色を紹介して今回のブログを終わりたいと思います。