今日の工務部~新人教育~ | 多能工の日々―平成建設職人集団ー
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今日の工務部~新人教育~

こんにちは。
工務部 山口です。

気がついたら12月に突入していて、、
今年も残すところあとわずかとなっていました。
工務部の一角もささやかですがクリスマス色に染まっています☃

そんなとある日の工務部では、年内最後の新人教育が行われていました。
ということで、今回もサクッと紹介していこうと思います!


まずは恒例の、講師 山梨・益田による“ためになる話” です。

年末年始休暇中の過ごし方や、上司との面談が12月中にあることについてのお知らせがありました。
面談の際は上司と二人きりでじっくりと話ができるので、普段なかなか聞きづらいことを質問したり、相談をする貴重な機会となります。

そしていつもの流れでヒヤリハットについての意見交換に入ります。

現場での様々な体験談を聞くことができるので、普段現場に行くことがない私としてはとても新鮮で毎回密かに楽しみな時間でもあるのです…。

はい!
そして今日の座学はここまでとなります。

本日のメインイベント

「簡易型枠モデルの建込み」

図面から枠の数量の拾い出し➝加工➝組立
ここまでを2人1組で完成させます。

せっかくなので簡単な説明とともにお届けしていこうと思います。
さぁ、どこのチームが一番早く綺麗に完成させることができるのでしょうか!
さっそく見ていきましょう。


1. 拾い出し
・図面をもとに建物の形状やデザインを把握し、壁や柱、床の型枠の形状・寸法を割り出して加工図を作る作業

作業効率を大きく左右するので、最初のこの作業が一番重要と言っても過言ではないでしょう。

疑問に思ったことや分からないところをすぐに年の近い先輩に教えてもらえるのも、この研修のグッドポイントですね👍

2. 加工
・加工図をもとに資材の選定をしながらコンクリートを流し込むための型枠を作る作業

資材は現場へ搬入する前にあらかじめ加工場で加工しておきます。
ここで使用する資材とは、木の合板と桟木と呼ばれる角材です。

3. 建込み
・あらかじめ加工しておいた型枠を組み立てる作業

組み立てた型枠でコンクリートを成型するので、ここでの作業が建物の精度を大きく左右してしまいます。
水平・垂直を正確に保つことがポイントですね!

今回はここまでが課題となります。

出来栄えはどうでしょうか。
スピード・正確さ・美しさは到底先輩たちの足元にも及びませんが、入社したての頃とは比べものにならないくらいの成長を遂げていて、私から見ると全チームしっかりできたと思います。
まだまだこれからの活躍が楽しみですね!

あっという間に時間は過ぎ、気がつくと日が暮れ始めていました。
ということで、使った場所を綺麗に片付け本日の研修はここまでとなります。

各々が考えて協力し合い一所懸命に課題に取り組む姿は、見ているこちら側にも力を与えてくれます。
年内最後の新人研修となりましたが、とても良い締めくくりとなったのではないでしょうか。

ではまた来年も一緒に精進していきましょう!

おわり。