こんにちは。
工務部 山口です。
はい!
お待たせいたしました!
本日は、前回の記事でちらっと予告させていただきました“新人教育”です。
初めて記事をお読みになられている方は新鮮に感じるかと思いますが、工務部では2ヶ月に1回ほどの頻度で新人教育が開催されています。
1:00 p.m.
挨拶のあとは恒例の講師 山梨・住谷による “ためになる話” です。
今月で入社してから半年を迎えました。
1年間の工務研修も折り返し地点に到達したということで、ここで改めて有給休暇の取得方法や会社の規定を再確認します。
また、新入社員にとって今回初めてとなる “査定” についての説明も受けました。
平成建設では【360度評価制度】【チーフリーダー(CL)投票制度】という人事制度を導入しています。
ここで2つの制度について少し触れていきたいと思います。
【360度評価制度】
平成建設では、 評価の偏りがなるべく起きないよう部門・役職関係なく業務で関わった社員10数人から評価を受けます。
いろいろな現場に入る工務部では、日々の業務で関わった社員を10数名程度自分で選び評価を受けます。
毎年2回、春と秋にこの評価制度をもととした査定が行われています。
【チーフリーダー(CL)投票制度】
チーフリーダー。すなわち部長にあたるポジションは、部署内の一般社員の投票によって選考されます。
一言で言うと、自分達の部長は自分達で選ぶということです。
自分達で選んだ上司だからこそ信頼して相談することができ、また、部下に選ばれたからこそ選任された上司は自信を持って務めることができます。
査定や部長選任と聞くと、どちらも受け身になりがちですが、この制度のおかげで社員一人一人が自分の所属している会社のことを真剣に考える機会が与えられ、平成建設の一員なんだ。という意識を持ちなおすきっかけともなりますね。
時折冗談も交えながらのお話ということで、笑顔もみられつつ和気あいあいと進行していきます。
そしてお次はまたまた恒例のヒヤリハットについての意見交換タイムです。
重たい資材を運んだり、電動工具を使用したり、現場問わず作業中は常に気を付けなければならないことがたくさんあります。
各班で意見交換をした後は、全体で意見を共有していきます。
自分の班では出なかった意見を聞くことができるので「こんな考えもあるのか!」と新たな発見ができます。
日頃からこうして日々の危険ポイントを振り返ることはとっても良い取り組みですね!
はい!
そして今回は入社してから半年経過したということで、中間テストが実施されます。
テストと聞くとなんだか構えてしまいますが、半年経った今、出来るようになったこととまだ疑問をもっていることを各々明確にしてもらうために実施しています。
何が分からないかさえも分からない状態だった4月を思うと、疑問をもつということができているだけでも十分成長した証となります。
こうして日々少しずつ成長している姿は、見ている私も学ぶことが多いです。
せっかくなので、実際にどんな問題が出題されているのかご紹介いたします。
問題例)次の用語について端的に説明しなさい
①かぶり厚さ
②スターラップ
③ラーメン構造
正解は下部にて、、
テスト後の解説では、みんな真剣な表情で熱心に聞き入ります。
理解度はどのくらいだったのでしょうか?
こういった機会を活かしてぐんぐん成長してほしいですね!
ここで先ほどの問題の模範解答です。
①かぶり厚さ:鉄筋とこれを覆うコンクリートの表面までの最短距離
②スターラップ:せん断補強として梁部材に用いる鉄筋で、梁主筋に直角に配筋する鉄筋
③ラーメン構造:柱と梁が剛接合されることにより耐力を発揮する建築構造
なかなか難しいですが、意味が合っていれば正解です!
ほんの一部のご紹介とさせていただきましたが、皆さんは何問答えられましたでしょうか?
ということで、研修はここまでとなります。
さぁ!
本日のミッションは残すところあと1つです。
現場で使った資材を片付けよう!
頭をたくさんつかった後はやっぱり身体を動かしてスッキリするのが1番ですね!
ということで、さくっと終わらせちゃいましょう~
しっかりと元の場所に戻していきます。
さすが工務です!
さくさく進み、あっという間にトラックの荷台は空になりました。
本日はこれにて終了。
みなさんお疲れ様でした。
ゆっくり休んで明日からもまた元気に頑張りましょう!