防災訓練 | 多能工の日々―平成建設職人集団ー
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防災訓練

こんにちは。
工務部 山口です。

ここ最近朝晩と冷え込み秋の訪れを感じますが、日中はまだまだ暑い日も続いていますね。
そんなとある秋の工務部では、防災訓練が実施されました。
この日は防災専門の業者の方にもご協力いただき、消火器を使用した本格的な訓練となりました。

pm2:00

ジリリリリリリ!
けたたましい警報音が工務部敷地内に響き渡ります。

建物の外に避難し安否確認をとります。
今朝の朝礼時のメンバーは全員揃っているので逃げ遅れた人はいないみたいですね!
事務所も加工場も構造上動線がスムーズなので、個人的な感想としては比較的避難しやすい印象を受けました。

工務部では、毎朝朝礼を行います。
ラジオ体操から始まり、本日の伝達事項・加工場内作業メンバーの確認・社員同士での体調確認。
そして最後は「今日も1日安全作業で頑張ろう!」「おぉー!!」と、気合いを入れて各自業務に取り掛かります。

朝礼時のメンバー確認は、災害時に逃げ遅れている人はいないか?などの安否確認もしやすく、「ぜひ続けてほしい習慣です。」と業者の方にもお褒めの言葉を頂きました。

まずは消火器の配置場所の確認です。
敷地内にある全ての消火器を持ってくるよう指示されたところ、全員が全ての消火器の位置を把握していたので、すぐに1箇所に消火器が集結しました。
これには業者の方も驚いていました。
・自分の職場に消火器があることは知っているけど、実際に持ってきてと言われるとどこにあるか分からない。
・なんとなくここらへんにあった気が‥?
・1つは分かるけどもう1つの消火器が見つからない。
「皆さん意外と消火器の配置場所ってふんわりとしか把握されていないんですよね。こんなにスムーズに6本全ての消火器が集まるということは、日頃から安全対策の周知活動をしていらっしゃるのですね。」と、ここでも再びお褒めの言葉を頂きました。

次に、消火器の使用方法についてご指導いただき、いざ実践です!

※消火器の中身は水を使用しています

消火器を使用する際は、火元に直接噴射させるのではなく自分の足元から地面伝いに徐々に火元に向けていくそうです。火元に直接かけてしまうと、下手をすれば炎が飛散し燃え移ってしまう危険性もあり、適切な消火活動にはならないそうです。

…はいっ!
ここで少し本題から逸れさせていただきます。
↑の写真、皆さん何かお気づきでしょうか?

そうですね。制服のパンツが1人だけ違います!
工事現場でハーフパンツ?と見慣れない方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、工務部では現在ハーフパンツ導入に向けての取り組みが行われています。
検討を始めた背景として、“現在のロングパンツは汗をかいた時に肌に張り付きとても動きにくい” 等、現場作業員から制服についての声が多く挙がったことがきっかけとなりました。
ハーフパンツは、軽量で機能性・機動性ともに優れているため、動きの制限を大幅に緩和してくれます。
メリット・デメリットを考慮しつつ、試験的に数名の社員が実際に着用して作業しています。
今回はあまり掘り下げませんが、本格的に導入された際には改めてご紹介できたらと思っていますので、今後にご期待くださいませ。

この辺でハーフパンツの話題は切り上げ、そろそろ本題に戻りたいと思います。

第1段の消火活動が終わり、次のグループへバトンタッチです。


「火災を起こさないように過ごすことは大前提として、もしも火災を起こしてしまった時は、直ぐに消火活動に取り掛かり大事に至らないようにすることが理想ですが、少しでも消火活動に不安を感じたら一刻も早く避難することを最優先にしてください。物は大体なんとかなりますが、人の命は何にも代えられないので絶対に命を最優先にしてください。」と消火器の実践訓練をしながら、業者の方のお話もたくさん聞くことができました。

工務部には、何万もの資材が保管されています。
“もしも火災を起こしてしまったら” のそのもしもを起こさないよう、常日頃から安全に対する意識を怠らないよう徹底しています。


そんなこんなで、防災訓練はこれにて終了です。
ご協力いただいたサンコー防災様、お忙しいなかご指導いただきありがとうございました。
こういった行事のおかげで、日々の作業に対する見直しポイントが明確になり、また安全に作業する大切さを再認識するきっかけとなりました。

引き続きこれからも安全第一で作業するよう心掛けていきたいと思います!
それでは本日はここまでとさせていただきます。
次回は恒例の“新人教育”です。
今回はどんな内容となるのでしょう‥?お楽しみに・・・