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今日の工務部~積込・運搬~

こんにちは。
工務部 山口です。

暑い暑い夏もあっという間に終わってしまい、今日は秋の訪れを感じさせる天候でした。
毎年のことながら、大好きな季節は本当に一瞬で過ぎてしまいます。

そんな心地よい風が吹いていた今日の工務部では、積込み作業がノンストップで行われていました。
今回は“積込み・運搬”作業風景をご紹介していこうと思います。

積込み作業とは、現場での作業効率を上げるために加工場であらかじめ加工した資材を出来る限り組み立て、現場まで運び届けるためにトラックの荷台へ積込んでいく作業です。
言葉で説明していてもイメージが湧かないと思いますので、実際に作業風景を見ていきましょう。

空荷トラック

空荷トラックに“フォークリフト”を使って加工済み資材をどんどん積んでいきます。

本日のフォークリフトのオペ(フォークリフトの運転手”オペレーター”)担当は大ベテラン鈴木。
手元(誘導者)は加工場のスペシャリスト池田です。

サクサクと積んでいきます。

2人の相性が抜群なのか作業はテンポ良く進んでいきます。
フォークリフトの爪に資材を乗っけて移動し、ただただ積んでいるだけなので一見簡単そうに見えますが、実はこの作業…難易度高めです!
大ベテランの鈴木といつも加工場でみんなの手元をしてくれている池田のペアだからこそ順調に作業が進んでいきますが、なかなかこうもスムーズにはいかないものなのです。。

手元とオペが声を掛け合いながら、資材と資材の間のわずかな隙間にフォークリフトの爪の先端を差し込みます。

池田「もう少し!もう少~し下がって~」
  「…っはい!OKですー!」

そしてまた両者共に声を掛け合いながら今度はトラックに積んでいきます。
実際に見ていると、長さも高さも違う資材の山をこうも絶妙なバランスで積み上げていくのはもはや芸術です。
順番に積み込んでいるだけのようにも見えますが、実はこのトラック1台に職人の知識がたくさん込められていたのです。
お恥ずかしながら私自信も、見始めた頃はただただ積んでいるだけだと思っていました。
しかし、とんだ見当違いだったのです。


何か気づきがあるかも?!と見よう見まねでまずは私も手元目線になってみることにしました。

・・・。

結果、
はい‥。いつも通り「凄い!」しか出てきませんでした(語彙力‥)。

せっかく目の前に職人がいるので、ちょっと教えてもらいましょう!

私「康さん~積み込みをする時のポイント教えてください!」

鈴木「ポイント?!‥ポイントか~。本音を言うと一番は現場の作業効率を考えて、なるべく運搬する回数を減らすために1度にたくさん積み込みたいところなんだけど、過積載になってしまったり事故を起こしてしまったら元も子もないからねー。そうだね、僕なりに気を付けていることは例えば、
・現場の親方と使う資材の優先順位等の打ち合わせ
・現場へ運ぶ資材を一度見ながら回数・配置をイメージする
・過積載にならないよう頭の中で計算しながら積み込む
・職人が時間をかけて加工した大事な資材を落として壊したりしないように資材を丁寧に扱う
・運搬中に荷崩れを起こさないよう荷を固定する位置に気を付ける
・固定しやすいよう積み込みの際にあらかじめその点も気を付けながら積み込む
・到着してから現場の職人達が今度は資材を下しやすいようバランス良く積み込む
そんなところかな?
あ!それと、池ちゃん!池ちゃん大事!笑
隙間なく積み込みたいから手元のプロの池ちゃん(池田)が相方だとすごい助かるんだよ~
彼の仕事は本当に丁寧で繊細だからね~

う~ん。あとは結局運ぶのは僕じゃないから、運転手が安心して運搬できるようにできる限りバランス良く綺麗に積むよう心掛けることかな!」

なるほど。
私が考えていた数倍は出てきました。
現場にいる職人の作業のことまで考えられていますが、これは長年の現場経験がある鈴木だからこそできる配慮です。

そんなこんなであっという間に積み込みも終了です。

池田「よいしょっ」と荷台を閉めていると。

おっ!
1回目の運搬を終えたトラックが帰ってきました。

さて、今日の運転手は誰なのでしょう。。。

写真左:鈴木 写真右:黒木

トラックから降りてきたのはまたもや大ベテランの黒木でした。
そんな黒木ですが、なんとこの道32年“大型車両の運転から重機の操り、はたまた鉄筋の組立・木造住宅基礎工事・外構工事に足場の組立・解体”と。オールマイティにこなせてしまいます。
まさに多能工とはこのこと!工務部のスペシャリストです。
“尊敬”の一言に尽きますね。

ベテランのコラボレーション作業風景↑
若手社員の割合が高いこの会社で、今日はなんだかとっても貴重な光景を見てしまったような気がします‥

“ラッシングベルト”でしっっかりと資材とトラックを固定します。

反対側も忘れず余ったベルトを縛ってまとめます。
縛り方一つとっても本当に綺麗ですね。
現場の方達には常日頃から器用さを感じさせられています。
もちろん到底真似はできません。

そうこうしているうちに、2回目の運搬の準備が整ったみたいです。
出発準備が整ったトラックがこちら↓

高さ・長さ・全体のバランス、いつもながらとっても良い感じですね!
工務部で過ごすようになってからというもの、今まで全く気にもしたことがなかった“資材を積んだトラック”が普段何気ない時に目に留まるようになりました。
いろんな積み方があるみたいですが、平成建設ほど綺麗にかつ安全に積み込まれているトラックはあまり見たことがありません。
それもこれも、常日頃から一人一人が“平成建設の職人として看板を背負っている”という意識を持つよう心掛けて仕事に取り組んでいるからかもしれませんね。
…と照れくさいですが、少しばかり自画自賛ならぬ自社自慢させていただきました。
どうかご容赦くださいませ。。。笑


ではでは、本日もお気をつけていってらっしゃいませ~👋


現場へと出発したトラックのお見送りも完了したところで…

建設業に興味がある。平成建設に少し興味が湧いてきた。という若人達!
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