皆様、新年明けましておめでとうございます!
年末の忙しさにかまけて投稿が年明けになってしまいました。
今回のプロジェクトが始まった2020年2月は「新型コロナウィルス」が蔓延の兆しを見せ始め、世の中はステイホームが提唱され、各企業は在宅勤務やテレワークを推奨し始めた頃でした。それにより通勤の必要性が減少し、都心部に集中していた居住スタイルも、より環境の良い郊外へと移住が進みました。
この街の「いいね!」をもっと知ろう。
「湘南辻堂」この街ならではの魅力をとことん考え、この街での暮らし方やこの街に合う建築の佇まいを追求していくところからこのプロジェクトはスタートしました。
「居室にはテレワークスペースを設けよう!」オーナー様からご意見を頂くと、それに呼応して、「それでは外構の共用部分にワーケーションスタイルが可能なウッドデッキのシェアテラスはいかがでしょうか?」とご提案。まるで掛け合いをしているかのように、多くのアイデアが出されました。
その結果、イメージはどんどん具体化し、共有することが出来ました!
「クルマ好きの人の為にガレージ付きの住戸はどうですか?」「駐車場のゲートはオートゲートにすればプレミア感マシマシですよ!」「せっかく広い庭を作るならバーベキューテーブル置くのはどうだろうか?」「流石に火器の使用は推奨出来ません。・・・管理上の問題がありすぎます。」「エントランスも広々とした空間にして、急な来客の対応ができるよう応接セットを置こうか!」
実現不可能な事もありましたが、これからの賃貸物件とはどうあるべきか?を、心の底から考えさせられる打合せでした。
”ここにしかない!” 賃貸マンションにもっと「個性」を!
本来、賃貸物件で一番重要なことは入居者様に選ばれ続けることです。賃貸経営の安定性を図る上でも、大切な要素の一つと言えます。広く万人に受けるように一般的な間取りや外観にすることが、いつの間にか無個性で”どこにでもある物件”を生み出してしまう。
これからの賃貸物件はその街の魅力を大いに引き出し、住まう人がワクワクするようなコンセプトを付与し、個性的で特徴のある”ここにしかない物件”にする事で、大きな付加価値を創造し長期的にみても人気のある安定的な物件となると信じています!
巷にあふれているような「実現性の低い机上の事業収支と投資利回り」「新築時しか考慮していない無理のある家賃査定」とは一線を画すものであると確信しています。
やはり平成建設はオーナー様の賃貸事業の「長期安定経営」と「高品質な建物の供給」を目指し邁進して行こうと固く誓う年明けとなりました!
次回は湘南海岸の年末年始の様子をまじえ、辻堂暮らしの良さと社員のコンクリート職人や大工職人による建築現場の様子をお届けします!