いつか家を建てるなら縁側が欲しいと思っていた私にとってこの土間はとても魅力的でした。 虫は入ってこないし、外に比べて寒すぎず暑すぎず。 そして話し声も1枚窓を挟んでいるので気にならない。 最高すぎる!窓は透明なので夜は星も見えるのでしょうか・・・
さて、設計士の和田と一緒に「土間と無垢の木が彩る大工の家」に行ってきました。
この家のコンセプトは「おばあちゃんち」です。(こちらはイメージ写真です。)
玄関を抜け、土間からリビングに入る扉がまさにおばあちゃんち。この粗めな硝子、おばあちゃんちにありそうなドアNO1ではないですか!?
そして、玄関からリビングまで廊下が無いお家に初めて入りました。友人の家、親戚の家、ドラマで目にする家、いろいろ思い出してみましたがやはり初です。
一般的な玄関に比べ、土間がとても広いのが特徴。LDKの空間を広く見せるために、玄関ホールを無くしLDKと一体にしたプランニング。窓の外には庭があり、お子様が遊んでいる様子をリビングから見守ることができて安心です。
また、和田が以前担当したお住まいでは別の理由で土間を設けていました。
それは・・・リビングに荷物を持ち込まないための土間です。 荷物や上着を全てリビングにたどり着くまでに収納する動線となっています。私は玄関を入ってすぐにリビングへ向かうので、荷物がたまりがちなのですが・・・
家に着いたらすぐに座ってゆっくりしたい気持ちを抑えて、収納しながらリビングへ向かえたら部屋が今よりもグッとスッキリしそうです。
とは言っても、土間の取り入れ方によっては空調の管理が難しかったり、土間+廊下が欲しいという要望があれば、部屋も狭くせざるを得ません!
高橋大工はこのような点を考慮しつつ、その上で好きなものを詰め込んだ家を作られました。効率を考え、使いやすさ、生活のしやすさを重視するのであればそれらを追求した規格住宅で良いのですが、自由設計だからこそ自分の「好き」を詰め込んだこだわりの家を建てたいですね。