本日は床張りをしているということで行ってきました!
ヒノキの無垢の床板を張っていく髙橋大工。
とてもきれいでピカピカな床板を前に、「傷ついてしまったら悲しいですね(:_;)」となった私に対し、「床が傷ついちゃいけないものになったのはなんでだろう。経年変化を楽しみたいね!」と髙橋大工。さすが、大工の言葉ですね。年を重ねるにつれて、これはこうあるべき!という固定概念が凝り固まってしまう気がします。変化を楽しむ余裕は大事だな、と感じました。
と、ここで気になるのは存在感の強い「緑のやつ」。〈夏は湿気を含み膨張〉〈冬は乾燥し痩せる〉 という木の特性のための工夫です。冬に施工する場合は、夏に木材が膨張することを考慮し、少し隙間を空けて床板を貼っていきます。こうすることで、夏場膨張した木の逃げ場がなくなり起こってしまう、「突き上げ」という現象を防ぎます。
他にも、木口に本実加工(ほんざねかこう)を施す工夫も。凹凸を作り組み合わせることで、冬の時期に木が収縮してしまっても、床下地が見えることなく、きれいな見た目が保たれるそうです。
細かい工夫、奥が深い大工という仕事、様々な専門用語・・・百聞は一見に如かず、です!1月30日まで現場見学会を行っております!!
少しでも興味がある方、こちらからご予約下さい。
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施主である高橋大工が、
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