制振装置 MIRAIE Σ とは? | 土間と無垢の木が彩る大工の家
大工工事

制振装置 MIRAIE Σ とは?

だんだんと家の形が見えてきました。こういった規律よく並んだ部分は、何となく写真に収めたくなるポイントです。特に和風の住宅だと、様々な部分が規律良く収まっていて、見ているだけで美しいな~と感じます。

さて、内部にお邪魔します。

なんだか、とても広く感じますね!(広角レンズのせいでなく、体感的に広い)土間の吹抜けの効果なのか!? 

設計の和田さんに聞いてみると「廊下がほぼない間取りなので、床面積以上に広く感じられるのかもしれませんね。」とのこと。高橋大工の家は、玄関土間→LDKの間取りですので、玄関ホールも廊下もなし。洗面・浴室もLDKに隣接しているので、広く感じられるのかもしれません。

今日は、どんな作業をしています?

今日は地味だよ~!
いえいえ、基礎断熱!大事なポイントです!今日は、35mm~50mm厚(場所により異なる)のスタイロフォームを基礎に合わせて切り貼りしているところでした。スタイロフォームを貼り終えたら、ぷしゅ~っとして、隙間なく断熱します!(ぷしゅ~、は次回のブログでお伝えします。お楽しみに!)

「あ、ミライエ!」

さりげな~く収まっている「制振装置 MIRAIE Σ」ですが、実はものすごく頼もしい地震対策です。

地震に「耐える」のではなく「制御する」制振装置、MIRAIE Σ。

建物の強度を上げる耐震に加え、地震エネルギーを吸収するシステムです。 建物の揺れが抑えられ、本震で建物の倒壊を防ぐのはもちろん、繰り返し来る余震にも対応。構造躯体へのダメージが軽減されます。

記憶に新しい熊本地震では、規模の大きな地震が2度、そして数度の余震により、繰り返し大きく揺れることによる被害も多かったようです。30年以上も前より、大地震が懸念されている静岡県では、特に地震対策にも力を入れておきたいですね!
 

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