基礎工事の山場「打設」 | 土間と無垢の木が彩る大工の家
基礎工事

基礎工事の山場「打設」

さわやかな秋晴れ。現場監督の田中は朝から「今日は、打設日和だなぁ!」と、呟いておりました。地鎮祭といい、打設といい、見せ場ポイントはいつも【晴天】写真が美しい。これも高橋大工の人柄の良さでしょうかね!?

私たちが現場を訪問したのは、打設のほぼ全ての工程が見れるグッドタイミング!

コンクリートミキサー車から送られてくるコンクリートを、 型枠に流し込んでいるところ。コンクリートは多能工の奥田がバイブレーターを用いて空気を抜きながら流し込みます。

隣にいるのは、多能工の伊藤。彼が持っているのは、コンクリートをピカピカに仕上げる秘密兵器、その名も「ピカコン!」初めて聞いた時は「冗談ですよね?」と思いました。ピカコンを使って、さらにコンクリートの気泡を抜いていきます。気泡が少なく密度の高いコンクリートにすることで、強く美しい基礎に仕上がります。

真剣に作業する職人の姿は、本当に美しい。
打設は生コンクリートの固まり具合との勝負。コンクリートが乾かないうちに床面まで一気に仕上げなければなりませんので「打設の日は職人がピリピリしている」といわれ向かった現場ですが。

あれ!? 渡邉親方、笑ってます!?

私が今まで見てきた打設の中でも、一番穏やかな打設でした。この秋晴れと高橋大工の人柄(本日2度目)が、そうさせるのでしょうか!?

ですが、作業中はすぐに元の真剣な顔。コテを使ってコンクリートの表面をならしていきます。 

打設の日はいつもより多くの多能工が現場にいるのですが、不思議なことに会話が多くありません。

全員がお互いの動きを把握しながら、自分の役割を見定めているようで。言葉を発せずとも、どんどん動きが変化していきます。まさにチームプレイですね。
 

平成建設では「一体打ち」という方法で基礎を作っています。立ち上がり部分の型枠を浮かせて、土間スラブと立ち上がりの両方にコンクリートを流し込み、一度で基礎を作る方法です 。基礎に打ち継ぎができないため、基礎の強度はもちろんのこと、雨水やシロアリが入ってしまう恐れをなくすことができ、より安心です。

仕上がりが楽しみです。 親方、よろしくお願いいたします!

 

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施主である高橋大工が、
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