プランづくり | スキップフロアのある家

プランづくり

こんにちは。リフォーム部奥田です。

先日のブログ「土地の印象」で書いたように 要望に対して応えるプランは、
どうにでもなるんですよね。 ということは、色んなプランができるわけで。
そして要望は、旦那と私とで違うわけで。

普段は第3者的な立場でアドバイスができますが、今回は施主でもあるので、意見のすり合わせと要望に対してどう応えるかの2役をこなすのが、大変で。。
まあ、もめました。笑

敷地面積約25坪(この辺りでは狭小地)に対して、
要素は、駐車場2台分、玄関、川が見えてリビングとつながるダイニングとキッチン、8帖くらいの主寝室、WICは服の収納を多く、6帖くらいの子供部屋2部屋、洗面所からは独立した脱衣室、お風呂、トイレ(手洗いは別がいい)・・・etc。
多いですね。。

敷地面積に対して要望が多いため、面積的には上へ積んでいく必要があるのですが、3階建てとなるとコストもかかりますし、そもそもここは準防火地域なので、3階建てとなると色々な制約や更なるコストがかかります・・・。

狭小地で、準防火地域で、要望は多い、でもコストはかけたくない・・・え。。

気絶しそうな条件ですが、、、ちゃんと応えます。

スキップフロアとして廊下部分を無くし、
階段の周りに部屋を順番に積んでいくイメージで解いていきました。

今回はSE構法も採用しました。
スキップフロアは、空間的なメリットはあるのですが、
構造的には、水平構面がつながっていないので、とても不利な形なのです。
そのため、SE構法にて構造計算をしたうえで耐震等級3が取れる計画としました。
また、駐車場を2台分入れるために梁を5.5m程度とばす必要もありましたが、
最大9mが可能なSE構法では余裕ですね。

そうして、”2階建て7層の家”のプランができました。

リフォーム部

資格:二級建築士・耐震診断士いえづくりの時間も楽しく、住んでからも楽しく、生活をより幸せにできるリフォームを心掛けています。私生活では、自宅を新築して今はインテリアを揃えるのが日々の楽しみです。自宅のブログも見ていただければ幸いです。

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