こちらの現場、この日は夏休み。現場へ行っても、誰もいません。それを承知で、別の現場への帰り道に寄らせてもらいました。
そういえば、屋根の色がダークグリーンだと聞いたような。「珍しいチョイスだな」と思った記憶があります。台風対策でメッシュを束ねてあったので、見えるかな~、と期待したのですが、残念。見えませんでした。足場に登れば見えるんでしょうけれど、ヘルメット&安全帯を持ってなかったので、また別の機会に。
お邪魔しまーす。
誰もいないので、当然ながら、がらーんとしています。無垢のフローリングは、傷つかないようにカバーされていましたが、今日はフロアタイル部分を見ることができました。
濃い色のフロアタイルが敷かれていた部分は、キッチンです。
6月に行った色決めの打ち合わせでは、奥様がキッチンの扉色見本とフロアタイルのサンプルを合わせて、イメージを検討していました。無垢材をキッチンに敷くと汚れや傷が心配、とのことで、キッチン部分だけは水気につよいフロアタイルを選んだそうです。そういえば、私の姉が言ってたなあ。「私が台所の床を汚さないように気を付けていても、娘がお手伝いしてくれると色々飛び散ってしまって、汚れが気になってくるのよ」と。いずれはお子様にもお手伝いをしてもらいたい、親子で一緒に料理を楽しみたい、なんて方は、こういうことも考えるといいかもしれませんね。
足元をみると……、たたみ?
いや、たたみ風のシート??
あ、これも色決めの打ち合わせの時に、奥様が選んでいらっしゃいましたね!このころにお施主様ご夫妻がイメージしたお住まいの完成形に、だんだんと近づいているのでしょうか?
設計士や大工の目には、しっかりと「完成形」がイメージされているんでしょうね。
住宅の工事現場を初めて見学に来た、1年目デザイナーの中村。彼女には、どんなイメージがみえているのでしょう。