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今日は、大工・原田が加工場で作業する日です。造り付けのテレビボードを製作する様子を一日撮影させてもらいました。
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こちらは、ご主人がご実家から譲り受けたというケヤキ。2枚に製材したのち、幅を出すためにつなげてあります。テレビボードの天板になるのだそうです。
製材する前はこちら。
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おお、立派!長さ2m越えのケヤキの一枚板ですよ。(ひび割れしてるのが残念。だから、2枚に製材しなおしたのですね)
平成建設の家づくりでは、お施主様が思い入れのある木材を持ち込みなさることが時折あります。旧宅を解体したときに、柱や梁を丁寧に外したのち、手すりに加工して再活用、という話も聞いたりします。
「このくらいの大きさなら、会社の加工場で製材できるんですよ」と、原田が教えてくれました。
さて、それではテレビボードづくりのレポートを。
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まずは、つなげたケヤキの天板を磨きます。継ぎ目の段差がわからなくなるまでが、目標。
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磨き具合をチェック。きっちり平らになっているでしょうか。
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つやつやに磨いた天板を、パネルソーでカット。
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建具を納めるための溝を切って……
昼休みを挟んだら、天板にケーブル通し用の穴が開いてました。見逃したー!
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テレビボード本体の加工も、着々と進めます。
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テレビボード躯体となる板の断面に、木口テープを貼って見栄え良くしています。本物の木を使っているテープにも驚きましたが、わたしが瞠目したのはアイロンの色。マキタの工具のひとつかと…。
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底板に側板がついて立体になると、急に「家具!」って感じがしますね!!ってテンションがあがったところで
「今日は、ここまで~!」 (17時のチャイム鳴りました)
……ですよね……。
「しばらく現場にはクロス屋さんが入っているし、自分は他の現場の助っ人に行ってしまうので、テレビボードの組み立ては週末かな~。」
ということで、続きは次回お伝えいたします。