「中庭を囲む家 」設計士・大工にインタビュー | 静岡SHOWROOM通信 -平成建設静岡ショールームブログ-
インタビュー

「中庭を囲む家 」設計士・大工にインタビュー

今回は2月11日(金)~13日(日)の3日間で開催される見学会、
「中庭を囲む家」を担当した設計の五十嵐(左)と大工の鈴木(右)へのインタビューを皆様にお届けいたします!

≪見学会のお知らせ≫

日程:令和4年2月11日(金)~2月13日(日)
時間:10時00分~16時00分
会場:静岡市駿河区寺田

今回のインタビューでは、お家の”素敵ポイント”を伺っております!
ぜひご参考にしてみてくださいね^^

それでは…ご覧ください!


Q1.お施主様からどのようなご要望がございましたか?

五十嵐
お客様からは、「1.カッコイイ 2.使いやすさ」の2点ご要望がありました。
始めに提案したプランから打合せを重ね、お施主様の希望を叶える今回のプランに決定しました。

Q1-1.「カッコイイ」は様々あると思うのですが、今回はどのようなところに「カッコイイ」を詰めましたか?

五十嵐
色合いや解放感ですね。
色合いはシックにして落ち着いた大人な空間に。
視線が通る中庭で、”解放感”を作り出しました。
中庭が生む日当たりや視線が通る感じはいいところだね。

鈴木
中庭を入れたことで「視覚の抜け」ができるから、景色もそうだけど「狭さ感が解消」されるんだよね。

ちなみに後で五十嵐(設計)に確認したところ、
構造上必要な中庭の壁は、洗面所・トイレの出入口に設置し、「隠す役割」を持たせているそうです!
配置によってさらに機能を持たせるなんて…!°˖✧
一方でそれ以外のリビングや玄関など視線の広さが欲しい場所には、透明の窓を設置。
こうすることで、お二人がおっしゃっていたように”視線の抜け”が出来、開放感を生み出す設計になっているんですね!
中庭ってお洒落の一部のように感じていただけなんですけど、機能がたくさんあるとは…!

Q1-2.お客様のもう一つのご要望である「使いやすさ」はどんなところを意識しましたか?

五十嵐
使いやすさは、動線を意識しました。
おはよう動線」と「ただいま動線」です。

1つ目の「おはよう動線」は、
寝室→洗面台→ウォークインクローゼットの順で一直線に並んでいます。
わざわざ1階に降りずとも、2階で準備が終わらせることが可能な動線となっています。

2つ目の「ただいま動線」は、玄関からサニタリーに向かう動線を一直線にしました。

順: 玄関 → WISCウォークインシューズクローゼット → 洗面所 → 脱衣所

帰ってから荷物をスムーズに片付けられる動線になっています。

まっすぐ進むだけで、洗面所からでてリビングに向かう頃には「お家スタイル」になれますね!

五十嵐
また、中庭を囲むロの字型によって、玄関に入ってから「ファミリー動線」 「お客様動線」の2つに分かれるようになっています。

ファミリー動線:
サニタリーの後に、キッチンや2階につながる階段を置くことで”ファミリー”専用の動線に。

お客様動線:
中庭を眺めながら、短い距離でリビングにお招きできる通路として。

家事動線はよく聞きますが、「ファミリー動線」「お客様動線」は本当にありがたいなと感じました°˖✧
私も姉妹の友達が来た時に【… !!?!!】な時があるので、安心して移動できそうです。

Q2.今回、設計・監督・大工が同期で、
さらにお施主様も同年代だとお聞きしましたが、チームワークはいかがでしたか?

五十嵐
いい意味で遠慮のないチーム”。

同年代だと感覚が近いことが多くて、すり合わせるという意味では取り組みやすかったと思う。

鈴木
お施主様が現場を見にきてくださっていた時は、キャットウォークの変更や家具と電気位置との兼ね合いについて話したね。
話し合いがお互いしやすかったと思うし、
実際目にして要望を伝えてもらうっていうのは生活を具体的に想像してるってことだからとってもいいことだったね。

「相談しやすい・話しやすい」は、共につくるお家作りには欠かせないので、本当にみんなでいいチームだったんだと感じました!

Q3.では、お互いの仕事(設計と大工)の連携で大切にされていることはありますか

鈴木
大工は、図面をカタチにする仕事。
現場で気になったことや「こうしたほうがいいんじゃないか」の確認は逐一確認し合っているよ。

五十嵐
何度も現場に行くこと。
大工とは、デザインや見え方、ディティールをより詳しく話し合えるから
そこをひたすらにすり合わせているよ。

こうして伺うと一人一人で完結せず、お互いが支え合っている仕事だと改めて感じました!

Q4.最後に、お家のそれぞれのお気に入りポイントをお聞きしたいです!

五十嵐
寝室の窓の位置かな。

寝室の西側に広めの窓が設置されているんだけど、
リラックスできる場所にこういう広い窓があると景色を楽しめると思ったし、ゆっくりできると思うんだよね。

大工の観点からみるとどうですか?

鈴木
自分は、キャットウォークかなぁ。
肉球が見えるように木にガラスを仕込んだ場所が見どころだね。

なかなか作る機会がないから作り甲斐があったし、
さっき話したようにお施主様が現場に来られた時に「肉球を見えるようにしたい」という要望があって、一緒に作っているっていう実感があったね。

中庭はもちろんのこと、みどころが詰まったお家ですね!
本日は忙しい中インタビューのお時間いただきありがとうございました!


今回のインタビューでは、中庭のいいところや動線、おすすめポイントについて伺うことができました!

2月11日(金)~13日(日)の3日間で開催される見学会では、
今回のインタビューで紹介した「中庭を囲む家」を実際にご覧いただけます。

2月11日(金)12日(土)13日(日) 静岡市駿河区寺田にて見学会開催

お問い合わせはこちら TEL:054-284-5000/10:00~18:00

周りを住宅に囲まれた敷地条件を考慮し、建物で中庭を囲ったロの字型のお住まい。四季や時間の流れを五感で味わう豊かな暮らしが実現します。

詳細はこちら

平成建設の社員とお施主様が作り上げた素敵なお家を現場でぜひみていただきたいです^^

気になった方はぜひとも足を運んでみてください。