製作家具ってなんだろう???
ブログを書く際、いざ考えてみると既存家具との違いがイマイチわかりませんでした・・・
希望のサイズがなかったとき製作家具にするのかな?
家を建てるなら作ってもらいたいかもしれない!!
でも高額になってしまうのではないか・・・
でもでも製作家具ということは世界に1つの家具、愛着が湧きそう!
いろいろな考えが頭の中に浮かびました。
そんな疑問を晴らすために自宅を建てる際、製作家具を取り入れた設計士 濵野に話を聞いてみました!
濵野邸ではダイニング横のデスク、キッチン背面カウンター収納、TVボード、掃出し窓下枠のベンチ兼収納、下駄箱下の収納、洗面カウンター、のれんかけ、子供室デスク、玄関飾り棚、トイレ収納などなど様々なところに製作家具を取り入れています。
Q:制作家具にした理由は何ですか?
A:木の種類をそろえてインテリアに一体感を出すことができるからです!
Q:製作家具の魅力は何でしょう?
A:お掃除が楽になります!お掃除ロボットにお任せしているので、TVボードを浮かせたり、机の脚を1つにしたりしています。既存家具の場合、隙間が少しだけ開いてそこの掃除が手間になってしまいますが、製作家具はぴったり作ることができるのも魅力です。
Q:既存家具の家具と比べて高額になってしまうのでは・・・?
A:TVボードは扉や引き出しなど、必要のない機能を減らすことで、コストを減らすことも可能です!
奥の2段になっている部分がTVボードで、右に繋がっている部分が掃き出し窓下枠のベンチ。木の種類を揃えてあるのでインテリアの統一感バッチリです!!
これならお掃除しやすそうですね!
ダイニング横のデスク!
1本の足でしっかりと支えられています。
お掃除はロボットにお任せする時代!
仕事をしている間に掃除をしてもらうため、朝の時点で自然と床に物がない状態となり、帰宅後さらに部屋が綺麗になっているのは嬉しいですね。
そして部屋の中にある掃き出し窓のベンチでする日向ぼっこがとても気持ちよさそうです!
本を読んだり、テレビを見たり!お昼寝ができる幅もあり、もし自宅にあったら休日はずっとこのベンチで過ごしてしまいそうです。
そしてなんと!!
「オリジナル家具で彩る家」の製作家具を担当した職人2人にコメントをもらうができました!
製作家具を担当した職人の想いをお伝えします。
大工工事部 菅原
キッチンカウンターの扉の手掛は、なめらかな曲線を出すのに苦労しました。
製作家具はお施主様のためだけに作られたオリジナルの家具です。ライフスタイルに合わせた形や機能をもつので、ほんの少しでも暮らしが快適になる手助けができれば幸いです。
大工工事部 平松
製作家具という事なので、特注のような感覚になりますから考える事はたくさんありました。
特に印象に残っているのは杢目(もくめ)をどう組み合わせるか検討をしていた時の事です。
見た目に受ける印象や杢目の位置や方向、色、割付も意識する事や材料のロスを減らす等、考える事はたくさんありました。
木を扱う仕事は作った人の仕事の仕方で見た目も仕上げも変わりますから、丁寧さはもちろん判断力もかなり求められると思います。だから面白い仕事でもあります。
新しい刺激もたくさんあり、また1つ成長させてもらいました。
いかがだったでしょうか?
私たちが普段何気なく使用している家具には職人の工夫や熱い想いがたくさん詰まっていることがわかりました。
スムーズにストレスなく家具を使用できるのも、見ていて何も違和感を感じずお洒落だなと素直に思えるのも、細かいところまできっちり決められ計算されているからで、自然と愛着が湧くのだと改めて気づきました!
平成建設の家具職人が贈る魅力的な世界に1つだけの 製作家具。
気になる方はぜひ見学会へご参加ください!