第9回 平成芸術祭 | 静岡SHOWROOM通信 -平成建設静岡ショールームブログ-
平成建設のイベント

第9回 平成芸術祭

ご無沙汰しております。
静岡支店営業課の青野です。

早いもので営業研修が始まってから4か月が経ちました。 会って話せるお客様も少しずつ増えてきましたが、まだまだ勉強途中です。

平成建設では12月4日まで「平成文化芸術祭」なるものが開催されていました。

社員が自ら制作した作品などを出展し、全社員で投票する大イベントです。 写真、絵画、動画、手芸、石工、木工など、作品は多岐にわたって出展されます。
その中で、今回私は5年ぶりに作品を出展しました!

タイトルは「Freed Wooden Table」。
営業課の先輩に「車の中でくつろげるテーブルを設置したい」という要望をいただき、私が設計、制作することに。

今回は「大工」として任されたので、自分も今までにやったことがないことに挑戦したいと思い、「あられ組」を盛り込んだ設計にすることにしました。「あられ組」とは、材の接合方法の一つで、枡などによく見られるギザギザのあれです。釘を使わず、意匠的にも美しい端部の仕上がりになります。

お出かけの際に、車でくつろげるような空間にしたい、犬と遊べる空間にしたいとの提案を受け、取り外し可能、スライド可能なテーブルを提案しました。

スライド部分と、テーブルの横につけるラックのデザインを複数個あげ、、、、

加工図にも使えるよう、詳細な寸法も考える必要があります。これで行くぞ!

まずは選定した材料を必要な寸法、厚さにしていきます。

あられ組、蟻加工はすべて手刻み。普段このような細かい加工はしないので、かなり時間がかかりました。。。

着色は明るめのチェリーを採用。一番映える部材のみ、ブラックウォルナットに着色し、作品のアイコンになるようなデザインにしました。車に取り付けるためのねじの頭の色も、その色に合わせました。

写真も本格的に撮影してもらい、作品は本社に持っていけないので、プレゼンボードにまとめます。

結果は、、、入選ならず。

ただ、投票していただいた方々から、「企画力がいい」「商品化できそう」など、うれしいコメントをいただくことができました。結果はどうであれ、「思っていた以上にいい作品ができた」と喜んでもらえたこと、納得いくまでこだわれたことが、今回の一番の収穫です!

これは「映える」ってやつですね!笑
これからもいろいろな挑戦をしていきます!


P.S 支店総務課の佐澤さんが2年連続の入選!
喜ばしいとともに、ひそかに対抗心を燃やしていたので、悔しいです。