藤枝市で建築中の「中庭を持つ家」についてご紹介します。
この住まいのオーナー様は、ご家族と共に「心地よさ」を軸に住まいをつくられています。
では、どのような点に重点を置いて住まいをつくられているのでしょうか?
①風景をつくる
周囲を住宅に囲まれた敷地での建築でしたので、外部の風景を取り込むのではなく、中庭を設けて住まいの内部に風景をつくり出すことを考えられました。
周囲の環境が変わっても、住まいから見える風景は変わらず、いつまでも自然を愛でられる居心地の良さが実現します。
中庭越しに眺める空も独り占めできます。
外からの視線を気にすることなく、家族との時間をゆったりと過ごせます。
②素材を感じられる
今の生活だけにフォーカスするのではなく、将来的な暮らしにも対応できるよう、シンプルな間取りで構成しています。一方で、手触りや見た目といった五感を大切に考え、素材を感じられる仕様を選ばれました。
玄関ホールの壁は、間接照明に照らされると左官の美しい模様がくっきりと浮きでます。
足触りが良いタモの無垢床は、塗り壁との相性も良いです。
シンプルで独特の風合いを楽しめる、塗り壁の外壁です。
③あいまいさ
ホールや玄関を、通常より広く設計することで、 ベンチを置いてワークスペースにしたり、自転車を置いたりと、変幻自在な空間となります。また、内部も外部も同一のタイルを採用することで、屋外と屋内の境界があいまいになり、外部との一体感が増します。
こちらのブログでご紹介した「中庭を持つ家」では、完成見学会を開催いたします。
ぜひ見学会にお越しいただき、その魅力をご自身の目で確かめてみてください。