家づくり

「共働きご夫婦のおうち時間がもっと楽しくなる家づくり③」現場監督目線で

ご無沙汰しております。
以前大工としてブログを書いておりました、現在監督をしております、大工の高橋です。



今回見学会を開催するお住まいについて、監督として現場に携わらせてもらったので、大工をしていた僕から見た"監督の楽しさ・魅力"と"見学会の見どころ"などをお伝え出来たらなと思います。


まずは、監督として働く中での楽しさや魅力をお伝えします。

監督と大工、一番の違いは現場を見る範囲の広さだと思います。大工は基本的に、家づくりの約7割を占める木工事がメインとなります。
基礎ができた後、家の形を作るところから始まるので、木工事のことを中心に考えながら施工していきます。

一方、監督は家を建てる前の地盤のことから基礎のこと、幅広い範囲を把握することが必要となります。大工をやっていた時には携わることのできなかった、基礎工事・電気工事・設備工事など、住まいの完成までの全てを見ることができるのが、監督です。
自ら施工することはほとんどありませんが、お施主様と設計担当者が作ってくれた図面(おもい)を形にするために、職人の仕事の管理や指示をすることが主な仕事となります。

わかりやすく・・・(?)オーケストラに例えるなら、大工は「演奏者」監督は「指揮者」となると思います。
それぞれのプロフェッショナル達が、いい仕事ができるよう、現場を管理し、プロフェッショナル達の橋渡しを行う、そんな仕事です。分かりましたかっ!?


大工とは異なるジャンルではありますが、すごく楽しいです。

基礎が無ければ、電気が無ければ、設備がなければ、仕上げが無ければ、家は完成しません。
完成までの全てのことをお施主様と共有し、一緒に悩み、その先の未来を考えながら家を作っていく。それを一番体現できるのは監督業だと思います。


お施主様との関わりも、大工の時とは少し変わってきました。

先ほども言ったように、家が完成するまでの全工程に関わるので、大工工事のことだけでなく、電気・設備についての質問や今後の生活のことまで、多岐にわたる内容をお客様と一緒に「実際に住むとしたら…」と想像します。今はまだ知識が足りないところがありますが、お施主様と一緒に考え、寄り添うことのできる幅が少し広がったと思います。


そして今僕が目指しているのは、大工をやりながら監督業を行う兼任大工です。
そのためにも、今の監督業を楽しみながら、多くを学んでいきたいと思っています。




では、見学会の見どころを監督の目線からお伝えしたいと思います。


生活動線や、間取りのことについては井熊・長谷川が詳しく話してくれているので、そのブログを読んでいただくとして…


大工をやっていた身からすると、細かいところの納まりが一番見てほしいポイントですね。
僕はこの細かいところの納まりは、平成建設がピカイチじゃないかと思っています。

大工の知識があると、より分かりやすいと思うのですが、、実際見比べてもらえればわかると思います!例えば、今回のお住まいでは、二階の寝室のアクセントクロス一面の部分が見どころです。
なるべく建具を見せないように、かつ、後々にクロス等に不具合が出ないように施工方法を設計担当とかなり悩みました。


写真だとうまく伝わらないかもしれないので、ぜひ見学会で直接ご覧ください!!


その他にも、見切りの木口部分も見どころです。
綺麗に回るように担当大工にも考えてもらい施工しました。

玄関に吹き抜けがあったり、階段部分も吹き抜けていたり、かなり開放感あり、お施主様こだわりのクロスもたくさんあります。

見どころたくさん!!

ぜひ現地でご確認ください。見学会の予約はこちらから。