「経年変化がわかる写真、ありますか?」と設計士のひとこと。
「〇年経つと、木の色が変化して、楽しめますよ」
「つやが出て、あめ色に変化しますよ」
このような言葉でご説明はするものの、頭の中は「???」かもしれません。せっかくの気づきですので、このブログで経年変化の様子をご紹介します。
まずはパイン材です。
竣工当時の様子。
竣工2年後の様子。光の違いはありますが、ツヤが出て落ち着いた色味に変化しています。
次はカラ松材。
竣工当時の様子。
竣工5年後の様子。この違いは写真を見比べてビックリしました。これこそ素敵なあめ色!落ち着きのある上品な色味です。
最後は、弊社でよく使用する杉材。
2010年、沼津ショールーム1階のオープン当時の様子。
そしてこちらが、2020年現在の沼津ショールームの様子。杉材も、つやが出てあめ色に変化しております。
竣工時の真新しい木の雰囲気も良いですが、経年変化でつやが出て、色が変化した無垢の木も味があって美しいですね。木材の種類によっても変化の様子が異なりますので、ぜひ参考になさって下さい。