こんにちは、設計士の長澤です。
長らくブログの更新が出来ていなくてすみません・・・
今回は、いままでブログでご紹介させていただいた、『和風住宅の監理』の最終章をご案内させてください。
メインファサードです。
屋根の水平ラインと下屋根の水平ラインを重ね、重心が低くなるように意識いたしました。
下屋根をくぐり、引戸を開けると、小窓と楠(クス)の飾り棚が印象的な玄関スペースがお迎えします。
廊下は楠(クス)を床材に加工して使用しています。美しい杢目の雰囲気が素敵です。お勧めです!
廊下には手洗い場を設置、和の雰囲気を壊さないように、楠(クス)のカウンターに陶器製の水鉢を設えています。
廊下を抜け、和室の板戸を開けると、広縁から優しい光が入る障子が目に入ります。
二間続きの和室は、広縁からの優しい障子越しの光で、落ち着いた雰囲気になっています。
右手に見える床の間の小窓は玄関と和室を優しく繋ぐ役目を持っています。
床の間は、シンプルに欅(ケヤキ)の板床を設え、花梨(カリン)の床柱との組み合わせで、空間を引き締めています。
和室から続くLDKは、天井に栂(ツガ)の小巾板、床にオーク材を設えて、和の雰囲気に自然と溶け込むように心掛けました。
夜の玄関ホールです。
落ち着いた感じの照明計画になるように心掛けています。
夜景のファサードです。
今回で『和風住宅の監理』ブログは終了となります。いままで見ていただいた皆様、ありがとうございました。。。
信頼のおけるメンバーと共同し、このプロジェクトに関われた事がとても嬉しかったです。
最後に、お施主様に出会えたことに一番の感謝です!
出会いからお引渡し迄、長いようであっというまでした、ありがとうございました。
今後共、よろしくお願いいたします。