こんにちは、設計士の長澤です。
まだまだ暑い日が続いていますが、皆様どうお過ごしですか?
今日は前回に引き続き、和風住宅の監理をご紹介させていただきます。
現場の近況は現在は内装の仕上段階に入っています。
今回は天井で使用した材料のご紹介です。
最初に・・・玄関前の土庇の化粧垂木(米松)と化粧野地(杉)の組み合わせです。
以前もブログでご紹介しましたが、和風建築にはとても映えます。
廊下の天井はジュラクで納めました。
個人的には木の天井に比べ、渋く、落ち着いた感じになったと思います。
和室の天井には杉中杢敷目板貼りに竿縁を合わせました。
竿縁の陰影が凛とした表情を作っています。
最後に、リビングには優しい杢目が特徴のヘムを使用いたしました。
杉と比べると杢目が優しいのでナチュラルな空間によく使用します。
普段、何気なく見ている天井ですが、使用材料によって、空間の雰囲気に大きく影響する素材だと思います、それぞれの素材の持つ魅力が、完成した建物の中でどう発揮されるのがとても楽しみです!
前回、下地が見えていた小窓は、しっかり塗壁の中に納まっていました。。。
少しずつ完成に向かっています!
また、ブログでご紹介させてください。